トップページ

コンサート情報

トピックス

概要

KMFミュージックフレンズ

CDメディア

リンク

 ホーム(ニュース) > 公開講座シリーズ > 高田 匡隆 現代ピアノの為の演奏技術講座

現代ピアノの為の演奏技術講座
〜入門からヴィルトゥオーゾ・テクニックに至るまで〜
講師: 高田 匡隆
第1回 2016年9月29日(木) 10:30〜12:30 開催レポート
第2回 2016年11月29日(火) 10:30〜12:30 開催レポート
会場:カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ 」
受講料:一般 3000円 会員 2500円 学生 2000円


「テクニック(技術)」というと、指を速く回してバリバリと強い音を立てて機械みたいに弾くことでしょ?
未だに、日本では「テクニック」という言葉にそういった先入観が強くあるように感じられます。
しかしながら、演奏技術とは楽譜から掘り起こされた音楽を、より深く、より立体的に、より色彩豊かなものとして彩るために、多様な音を作り出して行く為のものなのです。
つまり、テクニックとはピアノから音を発生させるための技術すべてを示すものであり、演奏上の表現とは決して切り離せない関係のものなのです。
そろそろ「テクニック=非音楽的」という呪縛的な固定概念から離れるべき時代ではないでしょうか。
優れた演奏家とは技巧、知性、音色、感性の全てを兼ね揃えているものなのです。

高田 匡隆

第1回 2016年9月29日(木) 10:30〜12:30
入門編
・演奏技術が必要なのはなぜ?
・聴く耳を育てるには指先から?
・最初にして最大の課題「指の独立」
【使用テキスト】
バルトーク=レショフスキー:ピアノ・メソード(※現在、日本では絶版になっております。お持ちの方はご持参ください。)
ハノン、バーナム:ピアノテクニック

第2回 2016年11月29日(火) 10:30〜12:30
入門〜基礎編
・音の立体化
・音をアーティキュレイトするための指の使い方
・指の独立と発達のメソードを音楽に反映させるには?
【使用テキスト】
ブルグミュラー:25の練習曲、ツェルニー:30番 練習曲。

PROFILE

高田 匡隆 たかだ まさたか
桐朋学園大学卒業。同大学在学中に、第68回日本音楽コンクール第1位、併せて増沢賞、野村賞、井口賞、河合賞を受賞。卒業後、マンネス音楽院(ニューヨーク)、ハンガリー国立リスト音楽院にて研鑽を積み、イタリア国立サンタ・チェチリア音楽院を首席で卒業。同時に「イタリア共和国大統領賞・シノ―ポリ賞」を日本人で初めて受賞。これまでに、森安芳樹、加藤伸佳、ジェローム・ローズ、カールマン・ドラフィ、ジョルジュ・ナードル、セルジオ・ペルティカローリの各氏に師事。第2回仙台国際音楽コンクール、モントリオール国際音楽コンクール・ピアノ部門(カナダ)など、数々の国際コンクールで入賞、優勝を果たす。第53回神奈川文化賞未来賞、第18回京都・青山音楽賞を受賞。日本はもとよりイタリア、ポーランド、ドイツなどヨーロッパ各地でリサイタル、音楽祭などに出演。高い演奏技術に裏打ちされた豊かな音色は高い評価を得ている。また、公益財団法人日本ピアノ教育連盟の講座や各地での公開レッスン、全日本学生音楽コンクールの審査など多岐に渡った活動を展開している。武蔵野音楽大学及び桐朋学園大学ピアノ科講師。

主催/カワイ音楽振興会
後援/公益財団法人 日本ピアノ教育連盟 、(株)河合楽器製作所、カワイ音楽教育研究会
お問合せ・お申込み/カワイ音楽振興会 03-5485-8511

 ホーム(ニュース) > 公開講座シリーズ > 高田 匡隆 現代ピアノの為の演奏技術講座