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 ホーム(ニュース)コンサート調律師 MPA のひとりごと第9回「ショパンユース国際コンクール」

第9回「ショパンユース国際コンクール」 コンサート調律師(MPA) 竹田雅彦

京都のサービスセンターを離れ、早くも6年目・・・
今までたくさんの国々で仕事をさせてもらったが、最近は主に中国。
私が初めて中国へ仕事に行ったのが昨年の10月、ちょうど反日運動が治まった頃。
治まったとはいえ、初めての国、共産圏、言葉ができない、それに鳥インフルエンザ・・
不安だらけの出張だったが、今年は3回訪中した。

その内の1回が、9月に北京で行われたショパンユースコンクール。
ユースなのでコンテスタントは11歳から15歳くらいで、もちろん演奏曲はすべてショパン。
私自身ユースコンクールの仕事は初めてだったので、所詮子供の演奏かなと考えていたが
とんでもない!
演奏テクニックは考えていた以上で、正直驚きの連続だった。
使用ピアノはカワイだけだったので他社との競合はなかったのだが、
コンクール期間中、毎日長時間使用されるのでピアノの状態を維持することは大変だった。
どのコンクールでも感じること、
それは私たちがコンテスタントの人生を左右するピアノを調整しているということ、
責任は重大だ!
コンクール期間中、数日、上司と2人で恒例の徹夜仕事。
私も前回のMPA同様睡魔と闘っていたが、そのうち上司の調律を子守唄に爆睡してしまったのでした・・・

再見!

 

竹田 雅彦 (たけだ●まさひこ)

1972年 カワイピアノ養成所入所
1973年 京都SC配属
2000年 海外研修に
2002年 研究所配属

国際コンクール歴:(主なもの)
2000年 ショパンコンクール(ポーランド)
2001年 ルービンシュタイン(イスラエル)
2002年 チャイコフスキー (ロシア)
2004年 ビエナ ダ モッタ(ポルトガル)
2006年 北京国際ショパンユース (中国)

趣味:料理、ギター、ピアノ、自転車
特技:特技、洗い物をしながら料理を作ること。

 

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掲載元:「あんさんぶる」2006年12月号より転載。(あんさんぶる編集室に転載許可済み)
あんさんぶる編集室(
カワイ音楽教育研究会 機関誌)に無断で転載することを禁止します。

 

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