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日本ショパン協会 第277回例会
ゴウ 芽里沙 ピアノリサイタル 開催レポート
《日本ショパン協会パウゼシリーズ Vol.32》
2017年7月14日(金) 19時00分開演
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 

 日本ショパン協会が才能あるピアニストに演奏機会を提供する「パウゼシリーズ」の第32回目が行われ、今回は、ゴウ芽里沙さんの演奏でオール・ショパン・プログラムが組まれました。ゴウさんが自ら執筆したプログラムノートからは、彼女の解釈やメッセージによってショパンの作品への憧れや深い思いが伝わってきました。

 まず、《3つのノクターン 作品9》、《2つのノクターン 作品27》とノクターンが続き、まるで静かな夜にギターの伴奏とともに愛の言葉を歌っているかのようなうっとりとした音色に聴き惚れました。次に、《3つのワルツ 作品64》、《ワルツ第5番 変イ長調 作品42》と、《子犬のワルツ》を含んだ馴染みのあるワルツの作品に移り、滑らかな音と軽快なリズムの運びによって、会場全体が華やぎました。

 後半は《3つのワルツ 作品34》、《2つのワルツ 作品69》から始まりました。コンパクトでシンプルな様式ではありますが、一つ一つの作品に個性がある演奏でした。特にショパンが19歳の時に作曲した《ワルツ ロ短調 作品69-2》は、繊細な青年の心が見事に表現されていました。次に、ワルツから一段と華やかさを増した《即興曲 第2番 嬰ヘ長調 作品36》と《幻想即興曲 嬰ハ短調 作品66》が演奏されました。粒の揃ったパッセージが駆け巡り、ゴウさんの音の強弱や色彩の幅が一気に広がり、作曲者と演奏者の二つの才能の融合に圧倒されました。最後は、《舟歌 嬰ヘ長調 作品60》でした。まるでゴンドラに揺られながらこの演奏会を振り返っているようで、柔和な音楽に包まれました。アンコールは、ショパンの《春 ト短調Op.74-2》と《ワルツ 第16番 変イ長調》で、オール・ショパンのプログラムをクールに締めくくりました。

 今回演奏された作品を含むデビューCD『ショパン』が今年1月に発売されました。豊かな想像力とともに奏でられたゴウ芽里沙さんの世界を堪能できる一枚となっています。

(M.S)

 

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