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 ホーム(ニュース) > コンサート情報 > 2014年 > 白石照男と門下生によるピアノジョイントコンサートVol.3

白石照男と門下生によるピアノジョイントコンサートVol.3
〜ハンディを乗り越え羽ばたこう!〜
2014年12月26日(金) 18:00開演( 17:30開場)
会場:
カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ 」

入場料:一般2,000円 障がい者・同伴者1,000円
(カワイ音楽振興会のみ扱い) ※会員割引はございません。

 好評のうち終了いたしました。 開催レポートはこちらから

中西良輔

竹田史明

白石照男

〜メッセージ〜

何かの役に立てばと始めたピアノ。
障害により指示を理解することに苦しみ、意のままにならないもどかしい気持ちと闘いながら悩み、試行錯誤しながらも自分の手で奏でたい一心で努力してきました。
その努力の結果、彼らの演奏は障害をこえて聴く人に感動を与えるまでに立派に成長しました。
努力すればここまで出来る!その事実を少しでも多くの皆様に知っていただきたい。また、同じハンディを抱えている方々にエールを送ると同時に、一般の音楽ファンの皆様にも是非聴いて頂きたい。そんな気持ちです。
どうぞ彼らの、純粋なピアノへの思いを、心に感じ取って頂けましたら幸いです。

白石照男  

PROGRAM

前半(ソロ)
【中西良輔】
グリーグ:抒情小曲集より 「アリエッタ」「蝶々」「春に寄す」
ショパン:ポロネーズ 第2番 変ホ短調 op.26-2
ショパン:ノクターン 第2番 変ホ長調 Op.9-2
ショパン:変奏曲 イ長調 「パガニーニの想い出」 CT229
【白石照男】
リスト:献呈(シューマン)
ラフマニノフ(Zoltan Kocsis編曲):ヴォカリーズ op.34-14
ショパン:ノクターン 嬰ハ短調 (遺作)

後半(ソロ)
【竹田史明】
ラフマニノフ:幻想小曲集op.3より 「鐘」
ラフマニノフ:プレリュード ト短調 Op.23 5
ベートヴェン:ピアノソナタ 第14番 嬰ハ短調 Op.27-2 「月光」
(連弾)
モーツァルト:アイネクライネナハトムジーク ト長調 K.525 第1,2楽章
シューベルト:三つの軍隊行進曲より 第1番 Op.51.D733

※曲目・曲順は一部変更になる場合がございます。

PROFILE

中西良輔(ピアノ)なかにし●りょうすけ
1990年生まれ22歳、525gの超極小未熟児で生まれたため未熟児網膜症になり、全盲となってしまいました。目が見えなくてもなにか身につけよと始めたのが、ピアノでした。どこで教えてもらおうか探していたところ白石照男先生と出会い7歳から始めました。時がたつにつれモーツアルト・ショパン・ラフマニノフ・バッハと弾きこなせるようになり、今ではベートーベンの長い曲も弾けるようになりました。学生の頃は健常者に交じっていろいろなコンクールにも出場しました。その中でもヘレンケラー音楽コンクールでは第1位を取ることができました。また、3年前からカワイ音楽振興会が主催する白石先生の公開講座のゲストとして演奏しています。現在は東京光の家に入所し、自立に向けて訓練をしています。今まではピアノだけでしたが、そこで出会った仲間とグループを作りみんなと一緒にやる音楽の楽しさを見つけました。今はクラッシックのみならずニューミュージックにもジャンルを広げて頑張っています。 2012年8月には、「白石照男と門下生によるピアノジョイントコンサート」に出演。2013年10月には、「白石照男と門下生によるピアノジョイントコンサートVol.2」に出演。

竹田史明(ピアノ)たけだ●ふみあき
千葉県船橋市で育つ(現在は千葉市在住)言葉の発達に遅れがあり、こだわりが多い。特定の音に敏感に反応してしまい、生活しにくさがある。3歳で自閉症と診断をうける。就園時、音楽に合わせて楽しそうに体を動かす様子から、近くの金杉リトミック教室(現:いのミュージックラボFUN)の門をたたく。5歳からグループレッスンを始め、ピアノの手ほどきも受ける。楽符に興味を示し、ピアノが生活の一部となっていく。その後、ピアノを七尾文子先生、藤崎ひとみ先生にご指導を受ける。19歳の時、転居先で白石照男先生と出会い、増々レッスンが楽しくなっていく。コミュニケーションをとるのが苦手なため、トラブルも多く、理解あるクラスメイト、先生方、職場の皆様に恵まれ今日がある。お世話になった方々に感謝をこめて、ピアノを弾き続けていきたい。ピアノ以外の趣味は、各地のマラソン大会に出場すること。2012年8月には、「白石照男と門下生によるピアノジョイントコンサート」に出演。2013年10月には、「白石照男と門下生によるピアノジョイントコンサートVol.2」に出演

白石照男(ピアノ)しらいし●てるお
国立音楽大学卒業。ピアノを青木みち子、児玉幸子、故児玉邦夫、辛島輝治(芸術大学名誉教授)、声楽を野中匡雄に師事。1995〜7年にかけ音楽専門誌ムジカノーヴァに数回にわたり「ピアノエチュードの教材」、「連弾奏法」、「ウォーミングアップ」について記載。また2004年ショパン誌においてはピアニストの演奏会の講評を記載。最近では、日本障害者ピアノ指導者研究会の『研究会通信』では、「視覚障害者の方へのピアノ指導」について研究レポートを掲載。2010年3月には、『視覚障害者へのピアノ指導アドバイス』としてカワイ表参道にて講座を開催。好評により2012年12月にpart2を開催。主だった演奏歴としては、1990年ピアノデュオフェスティバルにおいて、ピアノ25台による第九演奏会出演。1990〜1年諏訪湖音楽祭連続出演。1991年プサン国際音楽祭出演。1993年静岡県掛川市においてピアノデュオリサイタル開催。1998年島根県日原町《しまね学講座》においてピアノソロコンサート開催。2008年4月には、夫婦で「春のピアノ連弾によるファミリーコンサート」開催。2010年11月には、友人ピアニストと「二台ピアノによるデュオコンサート」を開催。2012年8月には、「白石照男と門下生によるピアノジョイントコンサート」を開催。2013年2月には、社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)主催の「ポピュラートークコンサート祭り」に出演。2013年10月には、「白石照男と門下生によるピアノジョイントコンサートVol.2」を開催。その他の活動としては、社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)において、ステップアドバイザーとして全国を回る。また日本障害者ピアノ指導者研究会では評価委員及び審査委員を務めていた。主宰する「白石ピアノ教室」では、通常の生徒の他、視覚障害、聴覚障害、四肢障害、自閉症などのハンディーを持つ生徒の指導に特に力を注いでいる。ピティナ正会員&ステップアドバイザー、千葉支部所属。

主催:カワイ音楽振興会
後援:八街市、社会福祉法人八街市社会福祉協議会、社会福祉法人日本点字図書館
一般社団法人 全日本ピアノ指導者協会PTNA、(株)河合楽器製作所関東支社、カワイ音楽教育研究会
開催責任者:白石照男(白石ピアノ教室 
http://shiraishi-piano.com/
出演者:中西良輔(視覚障害)・竹田史明(自閉症)・白石照男

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