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 ホーム(ニュース)コンサート情報2008年末永 匡 ピアノリサイタル vol.1 開催レポート

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末永 匡 ピアノリサイタル vol.1開催レポート
〜素朴に、そして豊かに〜
2008年
2月22日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 

 

ピアニスト末永匡さんによるシリーズ第1回目のコンサートです。

末永さんは、桐朋学園大学を卒業された後、ベルリン国立芸術大学を経て、フライブルグ国立音楽大学卒業、またザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院で研鑽を積まれ、9年間の留学から昨年帰国されたピアニストです。現在、ソリスト、室内楽奏者として意欲的に演奏活動をされながら、昭和音楽大学付属音楽教室でも講師として教鞭をとられています。

 

当日のプログラムは次の通りです。
ドメニコ・スカルラッティ  3つのソナタ K.87、K.481、K.380
フランツ・シューベルト  4つの即興曲 作品90
フランツ・リスト      バラード 第2番 ロ短調
クルターク・ジェルジ   「ヤテコック〜遊び」
ヨハネス・ブラームス   幻想曲集

コンサートのテーマである 〜素朴に、そして豊かに〜 は、末永さんのメッセージが込められています。

「素朴にそして豊かに」とは、外見的には質素であっても、内面的な豊かさにみちていること。それはより多くのなにか(物)を求めるのではなく、すでにそこにある「生きているという躍動感」や「大事な人を想う」という気持ちに感謝し、大切にしていく事ではないでしょうか。今日の世の中は利便性を追及した結果、過剰な物資や情報に溢れ、本来あるべき「大切な何か」を失いつつあるように感じられます。とても悲しく空しいことですが、私は約9年間のヨーロッパ生活でたくさんの方々から、音楽だけではなく、あらゆる角度また方法をもって「素朴にそして豊かに」ということを、生活の中で教えていただきました。そしてそのような経験から、芸術に触れるという事とは、それらが自分に何かをしてくれるという受身な姿勢で構えるのではなく、自ら芸術作品に対し何かを探し求めていく姿勢であることを強く感じました。私は、私の音楽をもってそれらを問いかけていきたい、また私自身一人の演奏者そして聴衆という立場から、音楽という深い森に自ら手を伸ばして、何かを見つけていきたいと思っています。(当日のプログラム "メッセージ"より)

音楽に対する末永さんの真摯な想いが伝わってくるような、深く暖かい音色がとても印象的で、派手に誇張するようなことは全くなく、常に音楽に忠実でありながら、聴衆の心に訴えかけるものを表現できる素晴らしいピアニストだと感じました。

ご来場のお客様からも「ブラボー」という声があがり、拍手はなかなか鳴り止みませんでした。

次回vol.2 は 室内楽を予定しています。(詳細は未定)
皆様のご来場をお待ちしております。

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