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 ホーム(ニュース) > トピックス > 2011年 > アジアオーケストラウィーク2011

アジアオーケストラウィーク2011  写真提供:日本オーケストラ連盟

10月2日(日)〜10月5日(水)「アジア オーケストラ ウィーク 2011」が、東京と仙台の2会場で開催されました。今年の「アジアオーケストラウィーク2011」は、アジア太平洋地域に連続して起きた未曾有の大災害に遭った地で活動する仙台フィル、ニュージーランドからクライストチャーチのオーケストラ、そして支援をいち早く表明した韓国から大邱(テグ)からオーケストラが登場!

10月3日(月) アジアオーケストラウィーク2011の東京公演(東京オペラシティー コンサートホール)では、ニュージーランドからクライストチャーチ交響楽団とジョン・チェン(ニュージーランド)を迎えて開催されました。ジョン・チェンの強い希望によりカワイのコンサートグランドSK-EXが採用され、当日のプログラム ラフマニノフ「ピアノ協奏曲 第3番」に大きな賞賛が送られました。お客様からの盛大な拍手に応え、アンコールに シューマン「森の情景 作品82より 第1番 森の入口」を演奏されました。

クライストチャーチ交響楽団 Christchurch Symphony Orchestra 

クライストチャーチ市はニュージーランド南島東海岸側に位置し、緑が美しく観光地として知られる。中心部には19世紀に建てられたネオゴシック建築のクライストチャーチ大聖堂があるが、この2月の大地震と余震で倒壊した。1958年創立のクライストチャーチ交響楽団はこの聖堂でもカテドラルシリーズとして定期公演を行っていた。クライストチャーチのシンボルであるオーケストラは拠点となるタウンホール、大聖堂等が使えなくなったことから、被災後、本格的な活動を再開できず、病院、老人ホームなどで小編成の出張コンサートを行っていたが、6月末にようやく近隣のホールや大学の講堂での演奏会を再開した。

 指揮 トム・ウッズ Conductor Tom Woods 

芸術監督兼主席指揮者。オーストラリア人の両親の元にタンザニアで生まれ、1989年にモスクワでロシアの巨匠ウラディミール・ポンキンに師事。留学を終え母国オーストラリアに戻り、1993年にオーストラリア史上最も若い指揮者としてオーストラリア・オペラと契約。以後南オーストラリア国立、西オーストラリア、クイーンズランドの各歌劇場、シドニー交響楽団などに多数客演し活躍目覚ましい。2008年に初来日し、「琵琶湖ホール開館10周年記念ジルヴェスター・コンサート」で大阪シンフォニカー交響楽団(現・大阪交響楽団)を指揮して好評を得た。

 ピアノ ジョン・チェン Piano John Chen

1986年生まれ。マレーシア出身でニュージーランド国籍の若く注目されるピアニスト。3歳からピアノを始める。2004年 権威ある「シドニー国際ピアノコンクール」において、カワイフルコンサートピアノSK-EXを使用して最年少で優勝。2003年ブリスベンで開催の「レフ・ブラセンコ・ピアノコンクール」で1位。ニュージーランド、オーストラリア、日本、米国、ドイツなど各国で活発な演奏活動を行う。室内楽、ニュージーランド音楽、20世紀フランス音楽にも情熱を注ぎ才知縦横である。

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