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●ニコライ・ペトロフ招待コンサートレポート2008年3月1日 会場:ボリショイホール
チェルニー、ミヨー、ドビュッシー、ラベルによる4台ピアノ
招待出演者:
アレクサンドル ・ギンディン、コンスタンチン ・ リフシツ、セルゲイ ・ クドルヤコフ、シプリアン ・ カツァリスチィコフスキー音楽院の教授で世界的なピアノ音楽家であるニコライ・ペトロフ先生は、フィルハーモニーシリーズとして毎年12回のコンサートをチャイコフスキーホールやボリショイホールで開催しています。自身での演奏が多いが他の演奏家を招聘してのコンサートも企画しています。
今回は4名のピアニストを招聘し4台ピアノのコンサートを開催しました。以前からの友人でフランスからシプリアン・カツァリス、若いパートナーでロシアのアレクサンダー・ギンディン、チャイコフスキー音楽院ボスクレセンスキー教授のアシスタントのセルゲイ・クドゥリャコフ、世界的なキャリアを持ち日本でも演奏会の機会の多いコンスタンチン・リフシッツが招待されました。
使用ピアノはチャイコフスキー音楽院にあるカワイSKEX、EX2台とボリショイホールにあるスタインウェイ2台です。当日の演奏会は早くからチケットは売り切れ、素晴らしい演奏に聴衆は酔いしれていました。演奏はモスクワのラジオ局で録音され、近々放送される予定です。
プログラム
Czerny, concert quartet for 4 pianos c major, op 230
チェルニー: ディアベッリの愛好されたモティーフによる4台のピアノのための協奏的四重奏曲 ハ長調 Op.230Czerny, grand concert quartet no 2 d major, op 816
チェルニー:4台のピアノのための大協奏的四重奏曲 第2番 ニ長調 Op.816Milhaud, “Paris”-suite for 4 pianos
ミヨー :「 パリ」(4台のピアノのための6つの小品)Debussy, “Jeux”-ballet music, arranged for 4 pianos by Maarten Bon (conducted by Artyom Markin)
ドビュッシー:バレエ音楽「遊戯」(4台ピアノアレンジ編)Ravel, “Bolero”-arranged for 4 pianos by Jacques Drillon
ラヴェル:「ボレロ」(4台ピアノアレンジ編)
リハーサル(ボリショイホール)
左からクドルヤコフ、ギンディン、リフシッツ、カツァリス
リハーサル
左からカツァリス、リフシッツ、ギンディン、クドルヤコフ
八手連弾
コンサートのポスター
本番
左からカツァリス、ギンディン、クドルヤコフ、リフシッツ
コンサート後のステージ
カツァリス、クドルヤコフ、ギンディン、リフシッツ
ペトロフと招待ピアニストたち クドルヤコフ、ギンディン、マーキン(コンダクター)、リフシッツ、ペトロフ、カツァリス
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