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第1回 CEPORコンクール開催レポート
Concours Europeen de Piano de Ouistreham Riva

開催期間 2007年10月5日(金)〜10 月14日(日)
場所
:フランス ノルマンディー ウィストリハム市
    1・2次予選    Grange aux Dimes (Ouistreham)
    セミファイナル  Theatre Herouville St.Clair (Herouville)  
    ファイナル    Conservatoire Caen (Caen)     
    ガラコンサート  Eglise St.Samson  (Oistreham)    

使用ピアノ:Shigeru Kawai-EX

審査員
ジャク・ルヴィエ (フランス)  審査員長
ステファン・ベシー(フランス)
ブルノ・カニノ(イタリア)
ジャン・フランスワ・エッセー(フランス)
クラウス・ヘルビヒ(ドイツ)
レンナ・カラヱイ(イギリス)
ピヨトル・パレチニー(ポーランド)
アンヌ・ケフェレク(フランス) 2次予選より
ホアキン・ソリアノ(スペイン) 2次予選より

入賞者
ロマン・デシャルム(フランス) 1位
マリアナ・イツマン(オランダ) 2位
フランスワ・デュモン(フランス) 3位
ジョルディ・ビットロホ(フランス) 5位
エマニエル・クリスティエン(フランス) 6位

― コンクールについて −

今回が第1回目となるCEPORは、発起人でありコンクールの総責任者のYves D Robert氏を中心に企画されました。
参加者は18歳から30歳までのEU加盟国の国籍を有する人。最近のコンクールでは珍しくフランス人、イタリア人の参加者が多く見受けられました。

2次予選では、40分以内のピアノソナタや組曲を1曲のみ演奏。ロマン・デシャルム氏のブラームスのソナタ、フランスワ・デュモン氏の展覧会の絵は圧巻。セミファイナルでは、会場をHerouville市の劇場に移しモーツアルトの協奏曲を1曲とショパン、ラベルを1曲ずつソロリサイタルで演奏されました。

ファイナルでは、会場をCaen市の音大ホールに移動。学校のホールとしては施設も整っておりかなり立派なものでした。

因みに曲は、シューマンかベートーヴぇン4番の2曲の中から選び、1曲アンコール形式でソロを演奏。ここでもロマン・デシャルム氏が安定感あるベートーベンを演奏されました。

            レポーター:カワイヨーロッパMPA 栗栖真治

参加者のShigeru Kawai-EXに対するコメント
・ 鍵盤の戻りが早く弾きやすい。
・ 音のコントロールがしやすい。
・ 低音から高音までタッチ感が均一。
・ 低音が力強くppからffまでの幅があり出来色んな事が出来る。

 

審査員(左から)ジャン・フランスワ・エッセー、ホアキン・ソリアノ、クラウス・ヘルビヒ、レンナ・カラヱイ、アンヌ・ケフェレク、ピヨトル・パレチニー、ステファン・ベシー

審査員(左から) ジャク・ルヴィエ、アンヌ・ケフェレク、ピヨトル・パレチニー、ブルノ・カニノ

ロマン・デシャルム氏のモーツアルトコンチェルトKV271演奏

6人のセミファイナリスト(左から) エマニエル・クリスティエン、フランスワ・デュモン、ロマン・デシャルム、マリアナ・イツマン、ジョルディ・ビットロホ、ヴィットリオ・フォルテ

ロマン・デシャルム氏・べートヴェンコンチェルトの演奏

フランスワ・デュモン氏のシューマンコンチェルト

ロマン・デシャルム氏、ペルレミュテルコンクールのトロフィーとSKEXの前で

ウイストレハムの市長、河合社長、ウイストレハム副市長

サン・サンソン協会でのガラコンサートリサイタルの後で

ロマン・デシャルム氏、サン・サンソン協会でのガラコンサートリサイタルで

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