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●ロシアン・ピアノスクール in 東京 2018 開催レポート
【講師模範演奏】
8/13(月)19:00開演 パーヴェル・ネルセシヤン教授
会場:カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ 」
『ロシアン・ピアノスクール in 東京』の講師、パーヴェル・ネルセシヤン教授による講師模範演奏会が行われました。ビゼー《ラインの歌》では、流麗で柔らかく角のない音の粒が一気に溢れ出しました。同時に、湖の水面に反射している陽の光のような輝きを放つネルセシヤン先生の音色に、これからの演目への期待を抱かずにはいられませんでした。
次のシューマン《子供の情景 Op.15》では、暖色の照明が投影されているような音色へと変化させた演奏者の技量に深く感銘を受けました。
最後はショパン《ピアノソナタ 第3番 ロ短調Op.58》。ピアノ演奏であることを忘れさせるほどに生き生きと旋律が歌われた第3楽章がとても印象的で、まるでベル・カント唱法を鍵盤音楽に引用したような、この作品の新たな解釈が浮かび上がりました。
アンコールは、シューベルト《3つのピアノ曲 D946より 第2番 変ホ長調》とショパン《エチュード Op.25-2》で、ネルセシヤン先生の多彩な音の表情に圧倒された演奏会でした。
(M.S)
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