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●ロシアン・ピアノスクール in 東京 2017 Russian Piano School in Tokyo
ロシアの伝統を受け継ぐ教授達によるピアノ・マスタークラス 〜夢の扉を拓く8日間〜
2017年8月11日(金)〜8月18日(金)
会場:カワイ表参道 〈東京メトロ表参道駅A1出口徒歩1分〉
主催/カワイ音楽振興会
【講師模範演奏】開催レポート
8/14(月)
19:00開演 アンドレイ・ピサレフ教授

 

 『ロシアン・ピアノスクールin 東京』4日目の夜は、講師のお一人アンドレイ・ピサレフ教授のリサイタルが開催されました。この日、パウゼには開場前から入口に長い列が出来ており、リサイタルへの期待の高さが伺えました。

 今回はオールショパンプログラムで、《ノクターン変ニ長調》Op.27-2、《プレリュード嬰ハ短調》op.45、《即興曲第1 番変イ長調》Op.29、《スケルツォ第3番嬰ハ短調》Op.39、《エチュード嬰ハ短調》Op.25-7、《ピアノ・ソナタ第3 番 ロ短調》Op.58 を披露してくださいました。

 作品の構造や意図が命を吹き込まれたかのように生き生きと再現されておりました。とりわけ印象に残ったのは、各曲の軸となるテンポが鼓動のように感じられながらも、伸びやかで多彩な表現がなされていたことです。筆者が過去に拝聴したピサレフ教授のレッスンで「譜面上の指示をどのように解釈して再現するか」という点に重きを置かれていたことを思い出し、「なるほど、こういうことか!」と発見の連続でした。

 客席からの鳴り止まない拍手に応えられ、アンコールもショパンの作品から《ノクターン変ホ長調》Op.9-2、《エチュード ハ短調「革命」》Op.10-12、《ワルツ変ニ長調「子犬のワルツ」》Op.64-1 の3曲を披露してくださり、短いながらも大変充実したひとときとなりました。素晴らしい演奏をありがとうございました。

(K.S.)

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