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●ロシアン・ピアノスクール in 東京 2013 Russian Piano School in Tokyo
ロシアの伝統を受け継ぐ教授達によるピアノ・マスタークラス 〜夢に近づく8日間〜
●受講生選抜演奏会 開催レポート
  
受講生選抜演奏会プログラムはこちらから →PDF
8/17(土)
 18:30開演 18:15開場  

 8日間にわたりモスクワ音楽院の著名な先生方のハイレベルなレッスンが繰り広げられたロシアン・ピアノスクールin東京2013。その最後を飾る受講生選抜演奏会では、24名の受講生から選ばれた7名の演奏者8日間の成果を披露されました。

 Chi Ho Hanさんは、スクリャービン≪幻想曲 ロ短調≫Op.28を演奏。鐘が鳴り響くような立体的な響きと、波がうねるようなダイナミックな音楽作りが印象的でした。

 仁田原祐さんは、ブラームス≪幻想曲集≫Op.116より、第3番 奇想曲 ト短調と、ドビュッシー≪12のエチュード≫より第5番< オクターブのために>を演奏。それぞれの楽曲の性格や面白さが鮮やかに表現されていました。

 正住真智子さんは、ドビュッシー≪喜びの島≫を演奏。印象派の絵画を思わせる、繊細で色彩豊かな演奏を繰り広げられました。

 桑原志織さんは、ラヴェル≪夜のガスパール≫より<スカルボ>を演奏。悪戯好きの妖精スカルボが火花のように動き回り突然姿を消す様子が伝わるような臨場感に溢れていました。

 松橋朋潤さんは、ラヴェル≪鏡≫より<道化師の朝の歌>を演奏。スペイン風の鮮やかなリズムと作品の表情の変化が巧みに描かれていました。

 Timofey DOLYAさんは、ラフマニノフ練習曲≪音の絵≫Op.39より第8番二短調と第9番 二長調を演奏。ラフマニノフならではの華やかな名技性と叙情性が感じられる力強い演奏でした。

 佐野主聞さんは、ブラームス≪4つの小品≫Op.119より第1番 間奏曲ロ短調と第4番 狂詩曲 変ホ長調を演奏。重厚で豊な響きと言葉を語りかけるような息づかいで、深みのある音楽を作り上げられていました。

 最後に、佐野さんが受講生を代表しご挨拶をされ、先生方と演奏者の皆様に盛大な拍手が贈られました。今回のレッスンをきっかけに、受講生の皆様が更に羽ばたいて行かれることを期待しております。

(K.S)

 

 

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