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●ロシアン・ピアノスクール in 東京 2012
受講生選抜演奏会 開催レポート
2012年8月18日(土) 18:30開演 18:15開場  
会場:カワイ表参道

 モスクワ音楽院の著名な先生方により、連日ハイレヴェルなレッスンが繰り広げられた『ロシアン・ピアノスクールin東京2012』。本日は、その締めくくりとして受講生選抜演奏会が開催されました。先生方が客席で見守る中、24名の受講生から選ばれた5名の演奏者がこのプログラムの成果を披露されました。

 正住真智子さんは、J.S.バッハ≪幻想曲とフーガ イ短調≫BWV904を演奏。オルガンの響きを彷彿とさせるような、柔らかく厚みのある音色で、各声部を美しく歌い上げていました。

 松橋朋潤さんは、ベートーヴェン≪ピアノソナタ第21番ハ長調≫Op.53「ワルトシュタイン」より、イントロダクションと第2楽章を演奏。イントロダクションでは和声の変化が美しく、第2楽章ではエネルギッシュで爽やかな演奏を聴かせてくださいました。

 水谷桃子さんは、リスト≪リゴレット 演奏会用パラフレーズ≫を演奏。まるで役者が舞台を演じているような、力強い表現が印象的でした。

 吉武優さんは、ドビュッシー≪前奏曲集≫第1巻より第7曲「西風のみたもの」、同第2巻より、第4曲「妖精たちは艶やかな舞姫」、プロコフィエフ≪練習曲≫Op.2-1を演奏。鮮やかなテクニックと表現によるダイナミックな演奏に息をのむほどでした。

 Nail Mavliudovさんは、J.シュトラウス=グリュンフェルド≪喜歌劇「こうもり」のワルツ等主題による演奏会用パラフレーズ≫を演奏。キラキラとした音色で華麗な演奏を披露してくださいました。

 最後に講師のネルセシヤン先生とピサレフ先生、出演者の方々に盛大な拍手が贈られました。

 今回のレッスンをきっかけに、受講生の方々が更に活躍されることを期待しております。

(K.S)

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