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現代ピアノの為の演奏技術講座
〜入門からヴィルトゥオーゾ・テクニックに至るまで〜
講師: 高田 匡隆
第5回 2018年6月29日(金)10:30〜12:30 開催レポートはこちらから
第6回 2018年9月5日(水) 10:30〜12:30
会場:カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ 」
入場料: 一般 3000円 カワイ会員 2500円 学生 2000円
私達ピアニストが必ず一度は憧れる 「ヴィルトゥオーゾ・ピアニスト」。難曲と言われる作品も、そのテクニックを軽々と操り、強いメッセージ性を持つ音楽で聴衆に感動と興奮を与える存在。
彼らに近づくためには絶対に必要な「ヴィルトオーゾ・テクニック」を解明してきます。
前回までの講座でお話しした、テクニックの基礎、応用を用いながら、それを特化していく努力を続けることが ヴィルトオーゾ・テクニックに繋がります。
そしてそれをより音楽と密接に結び付ける必要性、技巧と音楽は表裏一体であることを実感していただきます。
高田 匡隆
第5回 2018年6月29日(金) 10:30〜12:30
リストを弾く! 「ダンテを読んで〜ソナタ風幻想曲〜」
リストの作品の中で傑作と言われるこの曲を、誰よりも印象的かつ圧倒的な「芸術作品」として演奏をするためには何が必要なのかを考えていきます。
☆改めて「テクニック」とは何か。それは「音による表現」を生み出すための全ての技術。
☆オクターヴは疲れない?!・・・訳がない。
☆ここだけは弾けなきゃね。コンクールの内緒話。第6回 2018年9月5日(水) 10:30〜12:30
リストを弾く!Part 2 「死の舞踏 S.525」
リストがピアノ独奏を含む管弦楽曲として作曲した作品が、彼自身の手によって編曲されたものですが、トランスクリプションというものは他の楽器の音や奏法をピアノに変換していく上で、必然的にヴィルトゥオーゾ・テクニックになってしまう事が多々あります。原曲があることを踏まえつつ、ピアノで表現すべき方法を紐解いていきます。
☆リストが編曲を好んだ理由
☆ピアノはオーケストラ
PROFILE高田 匡隆 たかだ まさたか
桐朋学園大学卒業。同大学在学中に、第68回日本音楽コンクール第1位、併せて増沢賞、野村賞、井口賞、河合賞を受賞。卒業後、マンネス音楽院(ニューヨーク)、ハンガリー国立リスト音楽院にて研鑽を積み、イタリア国立サンタ・チェチリア音楽院を首席で卒業。同時に「イタリア共和国大統領賞・シノ―ポリ賞」を日本人で初めて受賞。これまでに、森安芳樹、加藤伸佳、ジェローム・ローズ、カールマン・ドラフィ、ジョルジュ・ナードル、セルジオ・ペルティカローリの各氏に師事。第2回仙台国際音楽コンクール、モントリオール国際音楽コンクール・ピアノ部門(カナダ)など、数々の国際コンクールで入賞、優勝を果たす。第53回神奈川文化賞未来賞、第18回京都・青山音楽賞を受賞。日本はもとよりイタリア、ポーランド、ドイツなどヨーロッパ各地でリサイタル、音楽祭などに出演。高い演奏技術に裏打ちされた豊かな音色は高い評価を得ている。また、公益財団法人日本ピアノ教育連盟の講座や各地での公開レッスン、全日本学生音楽コンクールの審査など多岐に渡った活動を展開している。武蔵野音楽大学及び桐朋学園大学ピアノ科講師。主催/カワイ音楽振興会
後援/公益財団法人 日本ピアノ教育連盟、(株)河合楽器製作所、カワイ音楽教育研究会
お問合せ・お申込み/カワイ音楽振興会 03-5485-8511