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●ヨーロッパ・カワイコンサート
2008年2月22日 会場：クレフェルト市キャンパスホール
ピアニスト：ドミトロ・オニシチェンコ
〜 演奏された曲目 〜
J.S.バッハ：シャコンヌ
プロコフィエフ：ソナタ 第8番 変ロ長調 Op.84
ブラームス：三つの間奏曲
ショパン：12のエチュード Op.252008年最初のカワイコンサートは昨年リスボンで行われたヴィアンナ・ダ・モッタ国際コンクール（1位なしの）2位ドミトロ・オニシチェンコ氏が登場。
演奏直後
開演を待つお客さん
休憩時間 コンサートは大きな体をフルに使ったダイナミックかつ荘厳なバッハのシャコンヌを演奏。
バスの音が深く響くのが印象的でした。
そしてプロコフィエフのソナタ。
あまり耳にした事の無い曲ですが、無機的な部分と叙情的な要素がうまく絡み合い
そして本当にパワフルなｆｆｆの音!！後半はがらりと変わって落ち着きのあるブラームスを演奏。その静かな流れのままショパンのエチュードへ。
コンサートでは12曲全て聴く機会は少ないですが、改めて通して聞くとそれぞれの曲のイメージがうまく絡みあい、一つの作品造りあげていました。力のある演奏と同時に繊細な曲造りがとても印象的なコンサートとなりました。
レポート：栗栖真治（カワイ ヨーロッパ MPA）
カワイヨーロッパ http://www.kawai.de/
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