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カワイコンサート NO.2346
JJ ジュン・リ・ブイ ピアノリサイタル 開催レポート
2024年7月3日(水)18:30〜(開場 17:45)
会場:
アクトシティ浜松中ホール

2024年7月3日(水)、JJ ジュン・リ・ブイさんをお迎えし、梅雨の晴れ間となりましたアクトシティ浜松中ホールでカワイコンサートが開催されました。JJ ジュン・リ・ブイさんは2021年の第18回ショパン国際ピアノコンクールに於いて最年少参加者(当時17歳)にして第6位入賞を果たされたこと、今年秋に開催される浜松国際ピアノコンクールにもエントリーしていることから、彼の演奏を心待ちにするお客様で会場は盛況でした。なお、当日はSK-EXでの演奏でした。

JJ ジュン・リ・ブイさんの演奏は多彩な音色が素晴らしく、明るくも暗くもなる幅広い表現の魅力に溢れていました。

まだ20歳になったばかりの青年、若々しくエネルギッシュな演奏で楽しませて下さいました。

静けさに包まれた会場に響く美しく響き始めたピアノの音。優しさ、温かさ、郷愁の念、楽しさ、憂鬱、切迫感、激情、悲痛感、軽快さなど深みのある表情が素晴らしかったショパン。SKの持ち味である繊細さとのコラボレーションにより其々の曲想が余すことなく伝わってきました。

カール・ヴァインは音楽の立体感が際立ちスケールの大きい世界観に圧倒されました。その卓越したテクニックと音楽性に引き込まれていきました。

続くラヴェルではオーケストラを思わせる豊かな色彩感で幻想的な世界に誘われ、会場全体が高揚感で一体となりました。

アンコールは、デリケートに奏されたショパンの「ワルツ変ホ長調遺作」、そして輪郭のはっきりしたラヴェルの「道化師の朝の歌」で締めくくられました。華やぐ心を身に纏わせながら、終演後のサイン会にも多くのお客様が並ばれました。

素敵な音楽の夕べに感謝します。ありがとうございました。

浜松事務所 松井 紀久美

 

 

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