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カワイコンサート NO.2285
海老 彰子 ピアノリサイタル 開催レポート
2019年5月25日(土) 開演18:30 開場18:00
会場:慶應義塾大学協生館 藤原洋記念ホール(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1)

 

 5月25日、慶応義塾大学協生館 藤原洋記念ホールにて、パリを拠点に活躍されている本格実力派ピアニスト、海老彰子さんによるピアノ・リサイタルが行われ、フランスをテーマにパリと深い関のある3人の作曲家、フォーレ、ラヴェル、ショパンの作品が演奏されました。

 チャーミングな笑顔で舞台に登場され、はじめにフォーレの「主題と変奏Op.73」を聴かせて下さい

ました。演奏が始まると繊細で美しい音色が会場中に広がり、一瞬で心地よい気持ちになり、また、変奏曲の楽しみも十分に味わう事ができました。

 次にラヴェルの「夜のガスパール」が情熱的に演奏されました。それぞれの曲が持つ情景が鮮やかに浮かび、イマジネーションを膨らませながら聴かせて頂きました。

 プログラム後半はショパンの作品が演奏されました。優しく語りかける様な演奏、ショパンの思いが伝わるような演奏を、美しくエレガントな音色で聴かせてくださいました。「バラード第3番」では、気持ちが込められた迫力のあるエンディングに感動しました。そして、続いて演奏された「舟歌」では、希望を感じさせる光のある音色が聴衆を魅了しました。

 アンコールはラヴェルの「道化師の朝の歌」とショパンの「ノクターン ヘ長調 Op.15-1」を演奏してくださり、コンサートが終わりました。

 素敵な演奏をたくさん聴く事ができ、とても良い時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございました。

川崎美有紀(神奈川支店 ピアノ研修担当講師)

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