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カワイコンサート NO.2261
アレクサンデル. ガジェヴ ピアノリサイタル 開催レポート
2017年6月11日(日) 14:00開演(13:30開場)
会場:FFGホール(旧福岡銀行本店大ホール)(福岡県)
6月11日 福岡市天神にあるFFGホールに於いて、2015年浜松国際ピアノコンクール優勝者 アレクサンデル・ガジェウ゛さんのピアノリサイタルが行われました。全国で5会場を巡るカワイコンサートでしたが、今回の福岡が最終日。待ちに待った話題の若きピアニストの登場に、会場は始まる前から興奮気味・・・。シーンと静まりかえったホールに1曲目のショパンの『ポロネーズ第1番』が鳴り響きました。激しくも優美なポーランドの舞曲に会場は酔いしれ、2曲目のショパンの『舟歌』、そしてそれに続く同じくショパンの『ピアノソナタ第2番』では、美しい旋律を幅広いダイナミックな音色で見事に表現されていました。
休憩を挟んだ後半は、オールリストの作品でした。非常にスケールの大きい演奏で、華やかで緻密なテクニックを余すことなく披露され、会場のボルテージは最高潮に達しました。
鳴り止まない感動の拍手に何度もカーテンコールが繰り返され、ショパンのマズルカとノクターンがアンコールに演奏されました。
終演後、60枚準備された記念のCDはあっと言う間に完売し、その一つ一つに丁寧にサインをし、優しい笑顔で気軽に握手や写真撮影にも応じて、その気さくなお人柄が見てとれました。
ガジェウ゛さん自身が‘名器’と謳う、カワイのコンサートグランドSK−EXの魅力が遺憾なく発揮された今回のコンサートに、会場に集まった沢山のお客様は非常に満足され、会場を後にされていました。ガジェウ゛さんの今後の更なる活躍を期待したいと思います。
*アンコール曲 (1)F.ショパン作曲 マズルカ イ短調 Op.17−4
(2)F.ショパン作曲 ノクターン 嬰ハ短調 Op.27−1九州支店 音教指導推進担当
指導主事 志岐由里子
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