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カワイコンサート NO.2185
福間洸太朗 ピアノリサイタル 開催レポート
2012年10月19日(金) 19:00 開演
会場:北九州市立 響ホール(福岡県)

  

 コンサートの1ヶ月前に「徹子の部屋」に出演、放送直後から翌日にかけてチケット申し込みの電話がひっきりなしだった、という福間光太郎さんのカワイコンサート。そのお客様も含め、熱烈な福間さんファンが駆けつけ、1階席はほぼ満席となりました。

 開演時、福間さんがステージに現われると、そのルックスと長身の福間さんに、まず会場の皆さんのどよめきが!しかし、演奏が始まると、すぐに彼の音楽の詩的な世界へ引き込まれました。

 「ヨーロッパの各国を流れるライン川の流れに乗って、一緒に旅をしていただけたら」と、ビゼーのラインの歌より2曲。「水のイメージ」にちなんだ照明に転換して、アルベニスのアルメリアは地中海の港町の様子。そしてリストのエステ荘の噴水では、輝くばかりの音の粒で、美しいピアニシモも幻想的でした。

 続くドビュッシー。美しい月の光、そして1部最後の喜びの島では、左手が時計のように正確で、それがフラメンコの摺り足のようにも聞こえ、そして右手のメロディーが煌く。この曲の最高に盛り上がる部分では、今まで聴いたことがないような美しさで、本当に聴きいってしまいました。

 休憩を挟んで、後半はショパンの舟歌からです。左手のリズムがきっちりと、そしてゆったりと流れ、右手が優しくメロディーを奏でます。全体的にペダルが少なくすっきりして聴こえたのも印象的でした。

 そしてプログラム最後のソナタでは、観客の心を鷲づかみにし、たっぷりと歌いこんだ演奏を披露されました。

 アンコールには3曲目に北九州小倉の港町にちなんで、アルベニスの「港」・・・を弾いて下さいました。

 終演後のサイン会には、老若男女、長蛇の列でした。福間さんはお疲れのところ、丁寧な対応をしてくださって皆さんますます、大喜びです。1人の女性がサインを手に「久しぶりにときめいちゃいました」と、嬉しそうに帰っていかれました。

 北九州市響ホールは、今年で19年目。ホールのオープンと同時に常設された、カワイコンサートグランドEXですが、様々なピアニストにより、年々素晴らしい響を奏でてくれています。また来年も、こちらでコンサートがありましたら、是非聴きたいと思います。福間洸太朗さんの今後のご活躍をお祈りしています。

佐野 亜紀子

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