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カワイコンサート NO.2156
高田匡隆 ピアノリサイタル 開催レポート
2011年5月13日(金) 18:30開演(18:00開場)
主催:カワイ音楽振興会
会場:甲府市総合市民会館 芸術ホール(山梨県)

 

 前夜までの雨もすっかり上がり、昼頃からはまるで真夏のような太陽が降り注ぎ雨に洗われた木々の緑も色濃く街中がエネルギッシュに輝いている5月13日、 リサイタルは開催されました。

 本日は、生誕2百周年に当たるリストと、彼に関わりのある作曲家の曲を中心にしたプログラムでした。

 ベートーベンのソナタ「熱情」の暗く重々しい、感情的な世界から始まり、うっとりする程優しい、リストの「愛の夢」。そしてどこか懐かしい、独特な世界を持つバルトークの「ソナタ」。高田匡隆さんの音楽に引きつけられたまま、前半が終わりました。

 後半はリストが編曲した、シューベルトの「セレナード」の甘い愛のうたに始まり、リストのパガニーニ大練習曲集より「ラ・カンパネラ」。特に高音の響きの美しさに会場内は最高に盛り上がってきました。

 同じ曲集より「主題と変奏」に続き、「ハンガリー狂詩曲、第2番」。高田さんの、全身があふれ出すような多彩な音色に魅了されたまま、プログラムは終了しました。

 会場内の拍手に応えて、アンコールではショパンの「ノクターン」「小犬のワルツ」「英雄ポロネーズ」の3曲を、優しく可愛らしくそして勇ましく表情豊に演奏してくださいました。

 高田さんと、カワイコンサートグランドSK−EXのぴったり息の合った関係から生まれた素晴らしい世界に、会場のお客様も幸せな気持ちになれたコンサートでした。

音教山梨 指導講師 渡辺 枝折

 

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