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カワイコンサート NO.2102
東 誠三ピアノリサイタル開催レポート
2008年9月12日(金) 19:00開演(18:30開場)
会場:長崎市チトセピアホール(長崎県))

 

ほぼ満員に達した会場の熱気が頂点に達した時、たくさんの拍手と共に「東 誠三ピアノリサイタル」の幕が開きました。

「溌溂とした中にユーモアも顔を覗かせる、ベートーヴェンの「ソナタ第3番」、気高く揺るぎない魂が貫かれた「熱情ソナタ」、希望を求めて旅を続ける自分と、故郷に残った人達の辛さとの食い違いに苦しむ、ショパンの「スケルツォ第一番」、華やかな仮面舞踏会に秘められた、恋の真実とウィットが楽しいシューマンの「謝肉祭」と色合いも味わいも様々なプログラムをどうぞお楽しみください。」と、東さんご自身により、ご紹介いただいたリサイタルは、まさに驚きと感動の連続で、とても一台のピアノで演奏されているとは思えない程の多彩な表現力を堪能させていただきました。

一流のピアニストと、一流のコンサートグランドピアノShigeru Kawai SK-EXと、一流のホール、のすばらしい理想的な融合が完成しました。

某音楽雑誌によれば、「オーソドックスできちんとした演奏をするピアニストとして、日本人のソリストの中でも注目!」と紹介されていらっしゃいますので、スタッフ一同、お会いするのを楽しみにしながらも、緊張しておりましたが、終始笑顔でお声がけをいただき、お優しい一面も拝見しました。

アンコール曲として、シューマンの「献呈」を、ご自身で会場にご紹介なさったり、また、その曲を終えてステージ袖に入って来られた時、鳴り止まない拍手を背に受けながら、ニッコリなさって「もう一曲いいですか?」と仰った時は、失礼ながら少年のようなご表情をなさるなど、親しみさえ感じさせて下さいました。

現在、ベートーヴェンのソナタ全曲演奏をお始めになったところという東さん。将来的にはラヴェルやドビュッシーなどの作品をいつか是非おやりになりたいとの事でした。

いつか再びそれらの作品と共に、当地を訪れていただきたいと心から願っております。素晴らしい演奏に心からの感謝をしたい一時でした。

 皆さんで。

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