高橋多佳子ピアノリサイタル開催レポート

カワイコンサート NO.2098
高橋多佳子ピアノリサイタル開催レポート
2008年8月28日(木) 19：00開演（18：30開場）
会場：北九州市立響ホール（福岡県）

福岡県北九州市の響ホールにてカワイコンサート2008高橋多佳子ピアノリサイタルを開催されました。今回夏休み期間中の開催ということもありご家族総出でのご来場が多く、会場はほぼ満席状態でした。

第12回ショパン国際コンクールで入賞された高橋さんのコンサートということもあり、北九州で開催を当初から地元では大変楽しみにしておりました。高橋さんのホームページ内、自身のブログでこの北九州公演のことが書いてあり、益々期待が膨らむばかりでした。

いよいよ開演！生き生きとした瑞々しいモーツァルトの演奏が始まりました。すぐに観客は、一様に繊細な演奏と魅力的な音色に惹き込まれていきました。1曲目が終わり一度下がられて再度登場されてからトークが始まったのがお客様はちょっと驚かれました。コンサート本編中にトーク形式のコンサートは珍しかったのでしょう。会場の緊張が一瞬で和みました。トークは大変解かりやすく温和な雰囲気で、演奏と一体となり高橋ワールドで進行していきました。「曲の解説をしてくれるので解かり易いね」という声が、どこからか聞こえてきたり、「気さくなひとなのね」と概ね歓迎の雰囲気でした。特に2部、ムソルグスキー「展覧会の絵」では演奏前に15分ほど丁寧に「この曲はそんな意味なのね」とお客様にも分かり易く解説していただけ、お客様もより一層演奏が楽しめたことと思います。

コンサート終了後、高橋さんからホールの響きのよさとお客様の反応などを大変喜んでくださり、演奏しやすかったと感想をいただき、大変が気分良さそうな印象でした。

翌日、早速ご自身のブログに写真付で北九州のコンサートの事を大変詳しく載せてあり、スタッフに対するお礼の言葉もありました。　通して大変気さくな方ですばらしいアーチストですね。

北九州で高橋ファンが今回更に一段と増えた手ごたえを感じたコンサートでした。有難うございました。

　

CDを沢山のお客様が買い求められ、高橋さんにサインを頂いていました。

高橋多佳子ウェブサイト　http://www.takako-takahashi.com