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カワイコンサート NO.2088
関本昌平ピアノリサイタル開催レポート
2008年6月4日(水) 19:00開演(18:30開場)
会場:愛媛県生涯学習センター(愛媛県)
梅雨に入り天気が心配されましたが、穏やかな天気となりました。会場では、関本さんを迎えるにあたり、カワイコンサートEXが入念に調整されました。
ベートーヴェンソナタ10番が軽やかに始まり、オーケストレーションを想像させる多彩な音に会場もコンサートの幕開けを楽しんでいるようでした。
ショパンの英雄ポロネーズやスケルツォを演奏する際の、ピアノに向かう綺麗な姿勢と脱力された演奏スタイルから奏でられる繊細な音・重厚な音に驚きを覚えました。会場はリズミカルに繰り出される音に圧倒されているようでした。
今回のプログラムの中でベートーヴェンソナタ「熱情」への期待も大きいものでした。丁寧な中に深い響の演奏には大きな拍手が送られました。
これに答えるようにシューマン「異国から」・スクリャービンのエチュード12番・モシュコフスキー「火花」をアンコール演奏してくださいました。多彩な選曲に喜びの拍手の中、最後にショパンの「革命のエチュード」を演奏していただき、大きな拍手に包まれコンサートは終了しました。「元気をもらいました」という観客の声が印象に残りました。
サイン会の様子。
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