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 ホーム(ニュース)コンサート情報 カワイコンサート2007 関東地区 若林 顕 ピアノリサイタル 開催レポート

カワイコンサート NO.2069
若林 顕 ピアノリサイタル開催レポート
2007年
9月13日(木) 18:30開演(18:00開場)
会場:宇都宮市文化会館小ホール(栃木県宇都宮市明保野町7番66号)

宇都宮地方では、コンサートが開催される前日まで1週間ほど雨続きでした。
本番当日は晴れ。雨続きだった事も手伝い、気温もそれ程上がらず、大変天候にも恵まれた1日でした。

若林さんとは東京駅から、一緒に宇都宮へ同行させていただきましたが、本番のイメージ作りをしている様に見受けられる反面、とても落ち着き払っているのでさすがは、若林先生!!本番の演奏が楽しみでした。

会場入りし、その足でステージに向かい試し弾きをしたところ、若林さんのイメージに近い仕上がりのようで、本番当日の調整担当植村MPAとの打ち合わせをした後、リハーサルが始まりました。

会場時間前から、ロビー入り口には列ができ、開演時間まで続々と押しかけていました。

SK-EXから若林さんは どのような音を奏でるのだろう。と思いましたが、1曲目A.N スクリャービン ソナタ 第2番 嬰ト短調 作品19「幻想ソナタ」1音目が出た時から美しい音・とても深みのある音・幻想的な音の波がピアノから溢れ出し、若林さんが紡ぐ音の世界に包まれていました。

2曲目F.F ショパン 12の練習曲 作品25 エチュード全曲は、とても聴き応えがあり、1番の音のかれいさから始まり、次々に出てくる音色の変化に曲ごとのキャラクターを感じずには居られません。

休憩時間のロビーでは、余韻を楽しむかの様に来場された方々が、いたるところで前半プログラムの世界を語っていました。

後半プログラム M.P.ムソルグスキー 組曲「展覧会の絵」次々に変化していくSKEX。キラキラ下音・おどけたような音・切ない音・沈むような深い音本当に展覧会場に絵画を見に来ている。そんな錯覚をしてしまう様な演奏でした。

アンコールでは、S.V ラフマニノフ 幻想的小品集より悲歌 作品3-1と、若林さんの演奏は1つ1つの音が体の中に浸透していくような感じがあり、音楽の奥深さを来場された方々は体感され、音の世界を楽しむ、そんなひとときを若林さんと過ごせました。

 

CD販売・サイン会場では、1つ1つのCDを手に取り 入念に吟味して買われて行く方もチラホラいらして、サイン会に遅れそう・・・
しかし、無事にみなさんサインを貰って家路へと帰られました。

 

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