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カワイコンサート NO.2065
江崎昌子ピアノリサイタル開催レポート
2007年
9月6日(木) 19:00開演(18:30開場)
会場:野々市町文化会館/フォルテ(石川県石川郡野々市町本町5丁目4-1)

非常にゆっくりの台風9号の接近により、当日の影響が心配でしたが、何とか無事に現地に辿り着くことが出来ました。
現地は大変湿度が高く、ピアノの響きに影響しました。そんななかリハーサル開始!
ピアノの音が重く感じられていたのですが、そこはピアニストさんと調律師(MPA)さんのコミュニケーションでカバー。調律師さんの腕の見せ所!でした。見違えるほど音がクリアーになったピアノは、まさに生き物!このホールの響きが良かったことも助けになりましたね。

江崎さんの演奏は、とても自然体のものであるように感じられました。ドビュッシーなどでは音の立ち上がりがとてもクリアーでした。ご本人曰く、“今回のピアノが良かったから”だと。嬉しいですね!カワイのスタッフも勇気づけられます。
後半はショパンのソナタ第3番。勢いに任せて弾くのではなく、最後の方に惹きつけるものがジワッと出てくるような、熟達した感じの演奏でした。
聴衆も大変静かだったのは、やはり惹きつけられ聴き入っていたからではないでしょうか。
以前江崎さんのCD「マズルカ集」を聴かせていただきましたが、何ともいえないしっとりとした潤いのある演奏。押し付けるのではなく自然に体に浸透してくる感じ、森林の中で静かに聴いているような“瑞々しい葉の香りが漂っている感じ”でした。
アンコールは2曲、ショパンのノクターン「遺作」とマズルカop.7-1。
弾き始める前に、映画「戦場のピアニスト」の話(映画ではバラードだったが実話はノクターン「遺作」だった)などのコメントをしてくださりお客様も大変喜ばれていました。有難う御座いました。

CDを購入し、サインを求めるお客様。

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