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カワイコンサート NO.2054
稲田潤子ピアノリサイタル開催レポート
2007年5月24日(木) 18:30開演(18:00開場)
会場:しらかわホール(愛知県)
2002年春よりシリ−ズ“Imagination”をスタ−トさせ、ラフマニノフ生誕130周年記念連続リサイタル等、国内はもとより海外各地で演奏活動中の稲田潤子さん。ご多忙の中今回は、名古屋のカワイコンサートにご出演されました。
ドビュッシー・シャブリエ・ムソルグスキーと近代中心のプログラム。かなりの技巧が要するものではありましたが、稲田さんが弾かれるとそんなことは感じさせない、じっくりと近代の音楽の魅力を楽しませてくれた演奏でした。中でもムソルグスキー組曲「展覧会の絵」では、ダイナミックで繊細な演奏に、会場のお客様方がどんどん演奏に引き込まれていく様子が伺われました。
また、アンコールでは稲田さんお得意のラフマニノフを3曲演奏。会場も盛り上がり、稲田さんもそれを感じとり更に熱演、なんとイヤリングを飛ばしてしまうほど。
この演奏に、日頃あまり熱心にレッスンをせず、曲に対しても無関心にみえた生徒さんでさえも、思わず「この曲が弾けるようになりたーい!」と。ピアノを好きにさせる、目標の曲を与えてあげられるということは、演奏者として大変素晴らしいことだと思います。
大成功でしたね!有難う御座いました。
※次回のコンサートは9月21日に東京文化会館小ホールにて開催予定です。ご期待下さい。
終演後、ロビーでのサイン会の様子。
詰め掛けた沢山のお客様が稲田さんを囲み、見えなくなっちゃいそうでした。
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