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●ヨーロッパ・カワイコンサート

日時:2013年11月15日(金)20時〜
会場:CAMPUS(クレフェルト市)
ピアニスト:Tiffany Poon

 

 

曲目:

ヨハン・ゼバスティアン・バッハ/イタリア協奏曲 
第1楽章 第2楽章 第3楽章

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン/ピアノソナタ第3番 ハ長調op.2,3
第1楽章 第2楽章 第3楽章 第4楽章

フレデリック・ショパン/舟歌(バルカロール)嬰ヘ長調op.60

フレデリック・ショパン/ピアノソナタ第2番 葬送 変ロ長調
第1楽章 第2楽章 第3楽章 第4楽章

《アンコール》

フレデリック・ショパン/ワルツ第9番 別れのワルツ 変イ長調op.69-1

クロード・ドビュッシー/月の光

 

 これまでの16年間どれ程の時間ピアノに向き合ってきたのでしょうか。そう思わずにはいられない演奏でした。

 ヨーロッパ・カワイコンサートがクレフェルトのCAMPUSにて開催されました。

 今回のピアニストは現在16歳のティファニー・プーンさん。彼女は4歳でレッスンを始め6歳の時から数々のコンクールで最高位を獲得されています。9歳の時に 香港からアメリカに移り、名門ジュリアード音楽院に通い始め現在も同音楽院で勉強中です。

 プログラムはバッハのイタリア協奏曲から始まりました。後半のショパン舟歌は物悲しさを感じさせながらも、しっかりと舟を漕いでいる情景が浮かんできました。アンコールのドビュッシー月の光では、ピアノの音の伸びを丁寧に聞きながら次の音に移られているのが印象的でした。弱冠16歳でこれ程の演奏をされるのですから、今後大人になるにつれてどういった風に彼女の音楽が変わっていくのか楽しみです。

 第21期海外研修生 蔵田 真也

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