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●ヨーロッパ・カワイコンサート

日時:2013年8月23日(金)20時〜
会場:CAMPUS(クレフェルト市)
ピアニスト:Leonora Armellini

 

 

曲目:

モーリス・ラヴェル/
水の戯れ ソナチネ 第1楽章 第2章 第3楽章 

フレデリック・ショパン/
幻想ポロネーズ 変イ長調 op.61
ノクターン 第13番ハ短調 op.48-1 op.48- アレグロ op.46
ヨハネス・ブラームス/2
つのラプソディ op79-1 op79-2

『アンコール』
フレデリック・ショパン/
革命 
メンデルスゾーン/
無言歌集より小品1曲

 

 

 

 ヨーロッパ・カワイコンサートがクレフェルトのCAMPUSにて行われました。今回のピアニストはイタリア人のレオノーラ・アルメリーニさん。彼女は17歳の時にカーネギーホールでデビューを果たし、2009年にカミロ・トーニ国際ピアノコンクール優勝、2010年にはショパン国際コンクールで特別賞を受賞する等、現在イタリアで最も期待されている若手ピアニストです。プログラムの1曲目はラヴェルの水の戯れ。不協和音部分の緊張感を保ちつつも高音は輪郭のはっきりした粒立った音を出され、とても心地良い演奏でした。後半のプログラムはショパンを中心に演奏されました。イタリアでショパン弾きとも呼ばれている彼女の演奏は素晴らしく、特に幻想ポロネーズはショパンの不安定な感情を見事に表現されている様に感じました。アンコールは2曲。ショパンの革命はとてもパワフルでダイナミックな演奏でした。あれだけの演奏をされたにも関わらず終演後のアルメリーニさんはとても元気で明るく、ケロッとしている姿に驚きました。天才ピアニストの一端を垣間見れた瞬間でした。今後のご活躍が楽しみでなりません。

第21期海外研修生 蔵田 真也

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