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田中あかね ピアノリサイタル
“ボンの町から” Vol.17 〜 ウィーンの作曲家達 〜
2025年11月7日(金）19:00〜（開場 18:30）
会場：カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」
チケット：前売り 4,000円 当日券 4,500円
ハイドン：変奏曲 ヘ短調 Hob.XVII-6
モーツァルト：幻想曲 ニ短調 K.397
ベートーヴェン：ピアノソナタ 第11番 変ロ長調 作品22
シューベルト：ピアノソナタ ニ長調 D850, Op.53ウィーン古典派4人の巨匠、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルトの名曲を集め、その魅力をまとめたプログラム。
ハイドンは膨大な数のソナタを残していますが、変奏曲は唯一このヘ短調のみ。しかし、その円熟した作曲技法と深い美しさに心打たれる傑作です。
モーツァルトの幻想曲は、未完とは思えない自由で即興的な魅力にあふれています。ベートーヴェン11番のソナタは、交響曲や弦楽七重奏曲と同じ値段を出版社に要求したほどの自信作でした。充実した内容の古典派様式にベートーヴェンの自身も納得できますが、演奏される機会が少ないのは、一般的な「ベートーヴェンらしさ」と異なるキャラクターだからでしょう。同様に、シューベルトのニ短調ソナタもほとんど演奏されない大曲。流麗な「シューベルトらしさ」とは異なり、武骨でゲルマン的なキャラクターです。この2曲のソナタの知られざる魅力を再発見したいと思います。
〜 田中あかね 〜
田中 あかね Akane TANAKA
栃木県佐野市生まれ。第３２回全日本学生音楽コンクール小学生の部第２位。第１１回蓼科高原音楽祭にて、最年少で音楽祭賞受賞。第１６回全日本学生音楽コンクール高等学校の部入賞。東京芸術大学音楽学部器楽科卒業。学内にて安宅賞受賞。在学中に芸大オーケストラと共演。東京芸術大学音楽学部大学院音楽研究科修了。第２回日本モーツアルト音楽コンクール ピアノ・ソロ部門第２位。併せて前田賞受賞。ミュンヘン国立音楽大学マイスターコース修了。在学中に同大学オーケストラと共演。その後、ザルツブルク モーツアルテウム音楽院にて、ハンス・ライグラフ氏の薫陶を受ける。１９９３年、東京文化会館にて日本演奏連盟主催、文化庁助成によるリサイタルを行う。約20年に亘りドイツに滞在、国内のみならず、ドイツでの演奏も活発に行う。２００６年２月、ドイツ・ケルン日本文化センターにて、別宮貞雄作品による演奏会を開く。２００９年５月、カワイ音楽振興会主催のリサイタル・シリーズ“ボンの町から”をカワイ表参道でスタートさせる。２０１０年より毎年、ミュンヘン スタインウェイハウスなど、ドイツ演奏旅行。また、バイエルン州で録音界の巨匠ハインツ・ヴィルトハーゲン氏を録音技師に迎え、CD ”Zum Wald!”（“森へ！”）、”Schubert x Liszt” 、氏の遺作となった“Franz Liszt Abend”を録音、アートユニオンから発売。リサイタルの他、朝日カルチャーに於いてベートーヴェンピアノソナタ全曲レクチャーコンサート「聴きたい、弾きたいベートーヴェン」、またクラシック音楽の普及活動として、学校訪問レクチャーコンサート「みんな学ぼう！Classic」も活発に行っている（2020年度〜文化庁芸術家の派遣事業）。2012年ウィーン弦楽三重奏団と共演。ウィーン交響楽団首席ヴィオラ奏者ヘルベルト・ミュラー氏、バイエルン放送響コンサートマスターエルネ・セバスチャン氏、ウィーン・フィルのアダルベルト・スコチッチ氏等、世界的な演奏家との共演を重ねている。2019年新田孝指揮の東京ニューシティ管弦楽団とモーツァルトピアノ協奏曲23番を東京芸術劇場で共演。2020年自身の企画によるベートーヴェン生誕250周年記念協奏曲全曲演奏会を新田孝指揮NIPPON SYMPHONY と東京芸術劇場、2022年ピアノソナタ全曲演奏会を東京文化会館小ホール、ピアノトリオ全曲演奏会を浜離宮朝日ホール、2022年モーツァルトピアノソナタ全曲演奏会を東京文化会館、ベートーヴェンヴァイオリンソナタ全曲演奏会を浜離宮朝日ホールで全ての作品を異なる演奏会で演奏。2024年には第二回目のベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏会、2025年シューベルトピアノソナタ全曲演奏会を東京文化会館小ホールで開催。2026年2月3,4,日、3回目のベートーヴェンピアノソナタ全曲演奏会を開催予定。中島和彦、深沢亮子、笠間春子、田村宏、ゲルハルト・オピッツ、ハンス・ライグラフの各氏に師事。一般社団法人オフィスアドルフ代表理事。主催：オフィス アドルフ
協賛：カワイ音楽振興会
お問い合わせ：カワイ音楽振興会
チケットお問い合わせ：オフィスアドルフ 0283-24-2575
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