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ニューアーティスト ランチタイム&アフタヌーンコンサート2022
秋山 紗穂 & 宮里 倫史 ランチタイムコンサート 開催レポート
2022年2月3日(木) 12:00〜13:30(11:30開場)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

2月3日 ニューアーティスト ランチタイム&アフターヌーンコンサート2022 シリーズ Vol.1として、
秋山 紗穂&宮里 倫史 ランチタイムコンサートが開催されました。

前半は、秋山紗穂さんの演奏。
1曲目は、バッハ=ジロティ:プレリュード。しっとりと静寂に包まれました。
その余韻を保ちつつ、2曲目のショパン:エチュードOp.10-10で一気に華やかな雰囲気に。
煌びやかな音色が映えます。
続く3曲目は、モーツァルト:ソナタ第17番。明るくのびやかな音が印象的でした。

空気感が一変したのは、4曲目のベルク:ピアノソナタ。
美しい音はそのままに、ミステリアスかつ聴き手の心情をえぐるかのように内面的な演奏が絶妙でした。
最後は、プロコフィエフ:トッカータで痛快に締めくくりました。

鳴りやまない拍手に応えて、アンコールにはシューマン:トロイメライを。

後半は、宮里倫史さんが登場。
ベートーヴェン:ピアノソナタ第23番「熱情」からのスタート。
冒頭から聴き手を引き付ける強靭なパワーと集中力を感じました。
柔和な音と鋭角的な音の対比、楽章が進むごとに少しずつパワーは増幅され、
最終楽章での爆発的なエネルギーの解放はお見事!

続くは、バルトーク:ピアノソナタ。
この曲は恐らく宮里さんご自身も演奏していて楽しかったのではないでしょうか…。
抜群のリズム感、冴えわたった切れ味の良い音色、小気味良いテンポ感。
まさに本領発揮というような気持の良い演奏でした!

アンコールには、ヤナーチェク:霧の中で 第1番 を。

個性の異なるお二人の若き才能を堪能することの出来た素晴らしいコンサートでした!
今後のお二人のますますのご活躍を心より応援させて頂きます。

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