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木邨 清華 & 武岡 早紀 ピアノジョイントリサイタル 開催レポート
《 東京藝術大学 表参道 フレッシュコンサート Vol.64 》
2021年12月14日(火) 18:00開場 18:30開演 (19:45終演予定)
会場:カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ 」
12月14日パウゼにて、《東京藝術大学表参道フレッシュコンサート》Vol.64ピアノジョイントリサイタルが開催されました。今回ご出演されたのは、共に同じ伊藤恵先生門下で現在ヨーロッパに留学中でいらっしゃる木邨清華さんと武岡早紀さんです。前半に登場されたのは木邨清華さんです。現在はベルリン芸術大学ならびにパリ・スコラカントルム音楽院に在籍しながら研鑽を積んでいて、今回フランス印象派をとりあげた興味深いプログラムを披露されました(ドビュッシー:マズルカ、プーランク:3つの小品)。豊かな色彩表現でとても魅了され、様々な想像を膨らませながら聴かせていただきました。
後半に登場されたのは武岡早紀さんです。(プログラム…バッハ:パルティータ 第1番 変ロ長調 BWV825、ショパン:ノクターン 第4番 ヘ長調 Op.15-1、スケルツォ 第4番 ホ長調 Op.54。)現在はポーランドのビドゴシチ音楽アカデミーに在学されエヴァ・ポブウォツカ先生の下で学ばれています。抜群の集中力による安定感のある演奏を聴かせてくださいました。ポーランドのピアニズム、とりわけフレデリク・ショパン作品に日々真摯に向き合われて、各フレーズに強く深い説得力を感じさせられる演奏でいらっしゃいました。
アンコールは、シューマン/ビゼー編:カノン形式による6つの練習曲Op.56-4(4手連弾)で 大学時代の同門ならでは息もぴったりのデュオ演奏を聴かせてくださいました。
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