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望月 晶 ピアノリサイタル 開催レポート
《 桐朋学園 表参道 サロンコンサートシリーズ Vol.52 》
2021年
11月17日(水) 開場18:00 開演18:30(終演予定19:40)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

今回の桐朋学園シリーズは、特待生で大学4年生の望月晶さんによるピアノリサイタルでした。
望月さんは日本音楽コンクールでの第2位受賞を果たし、ソロのほか、伴奏や室内楽でも活躍されています。

 

大学生活の集大成として選曲したというバッハ、ベートーヴェン、ショパンのプログラム。
前半は、明るい希望の光に向かって飛び立つようなバッハの「平均律クラヴィーア第2巻第1番」から始まり、続くベートーヴェン「ピアノソナタ第28番 作品101」では内面的に深まりや独特な世界観を、安定したテクニックで表現されました。
後半は、ショパンプログラムで、「マズルカOp.17」と「幻想ポロネーズOp.61」を、美しく華麗に演奏されました。 

アンコールには、スクリャービンの「エチュード Op.8」より「第4番 ロ長調」が演奏されました。
古典からロマン派まで幅広い時代の作品の様々な魅力を伝えてくださった望月さん。
来年2月22日には同会場にて、日本音楽コンクール入賞者シリーズとして室内楽を含む演奏会を開く予定です。どうぞご期待ください!

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