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東京藝術大学ランチタイムコンサート2020-2021
<音楽学部1年生によるピアノジョイントリサイタル Vol.4>
出演:田代 優奈 & 角 優奈 & 土肥 慶 開催レポート
2021年2月9日(火) 12:00〜13:10(11:20開場)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 2月9日の東京藝術大学ランチタイムコンサート2021は、1年に在学中の田代優奈さんと角優奈さんと土肥慶さんによるジョイントとなりました。

 初めは、田代優奈さんによるショパンのピアノソナタ第3番ロ短調Op.58より第1、4楽章。

 落ちついて線をたどっていくような演奏です。速いパッセージをしっかり掴み、滔々と。中間部は色彩豊かに、時に力強く聴かせました。第4楽章は疾風怒濤のように、しかし落ちつきは失わずにまとめます。ドビュッシーの「喜びの島」では、転調が繰り返され盛り上がるにつれ、音もより伸びやかに響き、情感豊かな演奏となりました。

 次は、角優奈さんによるベートーヴェンのピアノソナタ第26番変ホ長調「告別」Op.81a。

 一つ一つ慈しむように丁寧に音を響かせる、味わいある演奏となりました。繰り返される主題、細かな分散和音が美しく紡がれます。左手右手の間合いがよく、音はあざやか。特に第3楽章は華麗、推進力を持ち、ピアノ全体を響かせてのフィナーレへと向かう、印象的な演奏となりました。

 最後は、土肥慶さんのシューベルトのピアノソナタ第13番イ長調Op.120 D664。

 冒頭、素朴で優雅な主題をたっぷり聴かせます。内声を美しく歌わせ、流れるような音階、響かせる和声等、優しい歌を丁寧に彩ってのドラマを紡ぎました。最終楽章へ向けての緻密な構成力がすばらしく浮かび上がり、ご本人の指摘するところの、明るさの中の陰を見事に表現、華やかさの中に儚さを映し出すかのような演奏となりました。

(K.A.)

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