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東京藝術大学ランチタイムコンサート2020
<大学院音楽研究科修士課程1年生によるピアノジョイントリサイタル Vol.2>
出演:柴田 浩希 & 杉本 沙織 開催レポート
2020年9月15日(火) 12:00〜13:30(11:20開場)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 9月15日の東京藝術大学ランチタイムコンサート2020〈大学院音楽研究科修士課程1年生によるピアノジョイントリサイタル vol.2〉は、柴田浩希さんと杉本沙織さんによるジョイントとなりました。

 

 初めは柴田さんによるバッハのフランス組曲第3番ロ短調BWV814。一本の線を手繰っていくような落ちついた演奏。しっとりとしたアルマンドから静かな熱を持ち、内声を際立たせたサラバンド等を経て勢いのあるジーグへ。そしてその熱を静かに保ったまま、ドビュッシーのベルガマスク組曲へ。淡々とした中に叙情豊かな歌を示しました。そしてパスピエに向かうにつれ情熱豊かに。続くメンデルスゾーンの幻想曲嬰へ短調Op.28「スコットランドソナタ」では、保ちつづけた熱を吐き出すかのように時に勢いを増し迫力を持っての音楽を存分に表しました。近い調性の各作品を連ねたプログラミングも絶妙でした。

 

 次の杉本さんのプログラミングもよく練られたもので、スクリャービンとショパンを年代に沿い交互に聴かせるという趣向。まずはスクリャービンのピアノソナタ第2番Op.19「幻想」。自由な幻想の世界、迫り来る嵐の激情が繊細な音で表されます。続くショパンのマズルカOp.24は歌心たっぷりに。スクリャービンのワルツOp.38はショパンからの流れを保ちつつ優雅に美しい音での演奏。そしてショパンのポロネーズ第7番変イ長調Op.61「幻想」は推進力たっぷり、美しい響きでの演奏は秀逸。スクリャービンに挟まれて際立つショパンの傑作の面白さ。そして最後はスクリャービンの練習曲Op.65。機能和声を離れての響きを低音高音縦横無尽に示し圧巻の演奏となりました。

(K.A.)

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