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仙田 ゆうか & 曽根 美咲 ランチタイムコンサート 開催レポート
東京藝術大学ランチタイムコンサート2019 in 表参道
<音楽学部1年生によるピアノジョイントリサイタル vol.8>
2019年2月15日(金) 12:00〜12:45(11:30開場)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 

 

 2月15日の東京藝術大学ランチタイムコンサート2019 in 表参道〈音楽学部1年生によるピアノジョイントリサイタル vol.8〉は、仙田ゆうかさんと曽根美咲さんの出演となりました。

 まずは仙田さんのプロコフィエフのバレエ「ロミオとジュリエット」からの10の作品Op.75から。ピアノ全体を響かせてこの優れたピアノ編曲を紡いでいきます。「情景」は冒頭から透徹とした響きで、「メヌエット」はたっぷりした低音に乗って歌われる華やかなメロディーを浮き立たせます。「モンタギュー家とキャピュレット家」は中でも秀逸で、重厚な響きと中間部の繊細な旋律の対比が鮮やかでした。「別れの前のロミオとジュリエット」は幻想的に、そして叙情たっぷりに。最後の一音まで大事にして弾ききりました。

 次は曽根さんのシューベルト即興曲変ホ長調Op.90-2。まさに即興性を意識するかのように、鮮やかなメロディーを流れるように軽く、そして中間部は重みを持っての演奏。

 次はショパンのバラード第4番ヘ短調Op.52。落ちついた音で高音から低音まで楽器を響かせました。主題はたっぷりと、そして軽やかな展開、高揚するクライマックス、推進力溢れた演奏でした。

 アンコールには、二人でドヴォルザークのスラブ舞曲Op.46-1を連弾。阿吽の呼吸の演奏で、熱気のうちにコンサートは締めくくられました。

(K.A.)

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