トップページ

コンサート情報

トピックス

概要

KMFミュージックフレンズ

CDメディア

リンク

 ホーム(ニュース) > コンサート情報 > 2018年 > 東京藝術大学 ランチタイムコンサート in 表参道

 > 角野 未来 & 原 沙綾 ランチタイムコンサート >開催レポート

角野 未来 & 原 沙綾 ランチタイムコンサート 開催レポート
東京藝術大学ランチタイムコンサート2018 in 表参道〜
<音楽学部1年生によるピアノジョイントリサイタル vol.9>
2018年3月8日(木) 12:00〜12:45(11:30開場)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 

 

 3月8日の東京藝術大学ランチタイムコンサート2018 in 表参道〈音楽学部1年生によるピアノジョイントリサイタル〉9回目となる今回は角野未来さんと原沙綾さんのご登場です。

 まずは角野さんによるメンデルスゾーン作曲《幻想曲嬰ヘ短調Op.28「スコットランドソナタ」》。3楽章で構成されているこの曲は各楽章で異なった表情を持っています。第2楽章を程よく軽いタッチで、即興的な性格を持つ第3楽章を豊かな表現力で演奏されました。続いて演奏されたリスト作曲《「リゴレット」による演奏会用パラフレーズS.434》はヴェルディのオペラ《リゴレット》より四重唱「美しい恋の乙女よ」を扱った曲。オペラの華やかさを感じさせる演奏で駆け回る右手のスケール、アルペジオは輝きを放っていました。

 次に原さんがプロコフィエフ作曲《ピアノソナタ第4番ハ短調Op.29》を演奏されました。プロコフィエフは9曲のピアノソナタを作曲していますが、第4番はロシア革命が勃発した1917年の混乱のさなかに完成されました。全楽章を通して力動生はあまり見られない曲で、特に第1楽章、第2楽章はなかなか表面に浮かび上がって来ない内に秘めた雰囲気と重厚な和音が印象的でした。低い音域がよく活かされ、密やかな楽想で徹底した表現をされていた分、旋律が徐々に抜け出てくる部分により大きな曲の広がりが感じられました。第2楽章に出てくる叙情的な中間部を繊細に演奏され、別世界に誘われたようでした。

 たくさんの方が若き二人のピアニストの演奏を聴きにいらっしゃり、満席の会場からは温かい拍手が送られました。最後にリスト作曲《半音階的大ギャロップ》を華やかに演奏され、リサイタルは締めくくられました。お二人の今後の益々のご活躍が楽しみです。

(W.T.)

 ホーム(ニュース) > コンサート情報 > 2018年 > 東京藝術大学 ランチタイムコンサート in 表参道

 > 角野 未来 & 原 沙綾 ランチタイムコンサート >開催レポート