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何 璇 ランチタイムコンサート
東京藝術大学ランチタイムコンサート2017 in 表参道〜
<大学院音楽研究科修士課程1年生によるピアノリサイタル vol.17>
2017年11月21日(火) 12: 00〜12:45(11:30開場)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 

 中国武漢出身。武漢音楽学院附属中学、武漢音楽学院を経て、2013年に武漢音楽学院大学院入学。2015年に湖北省古典派ソナタ賞優勝。在校期間、ソ ロ、アンサンブル等リサイタルに多数出演。現在、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程1年。東誠三氏に師事。

 毎回好評を博している東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程1年生によるピアノリサイタルシリーズ。今年度の最終回は、中国から留学されている何璇さんがご出演されました。

 前半はハイドン《ピアノソナタ第38番へ長調》Hob.XVI:23です。楽しげに対話をするような第1楽章、装飾や転調での表現が美しく情感豊かな第2楽章、軽快で遊び心のある第3楽章。機敏なタッチで細やかな表現がなされておりながらも、時折ユーモアの感じられる演奏を展開され、終始楽しい気持ちで聴かせていただきました。

 後半は、シューマン《フモレスケ変ロ長調》Op.20です。多彩な音色と奥行きのある豊かな響き、呼吸をするように自然な音楽作りが印象的でした。喜びや悲しみといった人間のあらゆる感情が移ろいながら複雑に交錯する様子を繊細に表現され、非常に深みのある演奏でした。

 最後に、抜群のテクニックと集中力で作品の魅力を表現された何?さんに、温かい拍手が贈られました。何璇さんは日本での演奏会は今回が初めてとのこと。今後ますますご活躍されることを期待しております。

(K.S.)

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