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東京藝術大学 ランチタイムコンサート2017 in 表参道
<音楽学部1年生によるピアノジョイントリサイタル vol.12>
森崎 愛弓 & 山口 香菜子 ランチタイムコンサート 開催レポート
2017年3月9日(木) 12:00〜12:45(11:30開場)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 

 

 『東京藝術大学音楽学部1年生によるピアノジョイントリサイタル』第12回目にご出演されたのは、森崎愛弓さんと山口香菜子さんです。本日も多くのお客様がパウゼに集まりました。

 前半は森崎さんが登場され、ラフマニノフ《ピアノソナタ第2番 変ロ短調》Op.36(1931年改訂版)を披露されました。音が鳴った後に生み出されるふくよかな響きが大変美しく、各楽章ともに旋律や和声の表情が繊細に表現された演奏で、新鮮な魅力を感じました。中でも、ゆったりと回想するような第2楽章での表現の美しさは深く印象に残りました。

 後半は山口さんです。1曲目のスカルラッティ《ソナタ ホ長調》K.380 L.23では、輝きのある音色が美しく、生き生きとした可愛らしい演奏を聴かせてくださいました。2曲目のリスト《死の舞踏》S.525では、変奏ごとの特徴を鮮やかに表現された演奏で、それぞれの背景が映像として頭に浮かび、一つの映画作品を鑑賞しているような臨場感がありました。

 客席から盛大な拍手が贈られ、お二人はご挨拶の後に、アンコールとしてガーシュウィン《3つの前奏曲》から第2番と第3番を連弾で演奏してくださいました。短いひとときでしたが、贅沢なプログラムと上質な演奏による大変充実したリサイタルとなりました。お二人のさらなるご活躍を期待しております。

(K.S.)

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