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東京藝術大学 ランチタイムコンサート2016 in 表参道
<音楽学部1年生によるピアノジョイントリサイタル vol.3>
宇治澤 一光 & 遠藤 詩子ランチタイムコンサート 開催レポート
2016年11月4日(金) 12:00〜12:45(11:30開場)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

  

 『東京芸術大学音楽学部1年生によるピアノジョイントリサイタル』第3回目は、宇治澤一光さんと遠藤詩子さんがご出演されました。

 前半は宇治澤さんで、アルベニス《イベリア第3巻》を演奏されました。ギターを爪弾いているようなキレのあるリズムが活かされた〈エル・アルバイシン〉、ミステリアスで哀愁を帯びた〈エル・ポロ〉、陽気で心が踊るような〈ラバピエス〉。いずれも、独特なリズムや和声、間の取り方などが鮮やかに表現された異国情緒溢れる演奏は、非常に迫力がありました。

 後半は遠藤さんです。一曲目のJ.S.バッハ=ブゾーニ《シャコンヌ 二短調》では、重厚で決然とした響きが客席を包み込みました。ヴァイオリン独奏による原曲の形式感と拍子感、ボーイングによる細やかな表情と、ピアノ編曲での華麗さが絶妙に表現された演奏でした。二曲目のメンデルスゾーン=ラフマニノフ《真夏の夜の夢》より〈スケルツォ〉では、オーケストラのような豊かな音色と舞曲の躍動感が感じられる勢いのある演奏を展開されました。

 客席からの鳴り止まない拍手に応えられ、アンコールはお二人の連弾でバーバー《スーヴェニール》Op.28より〈ギャロップ〉を披露してくださり、息の合った軽快な演奏でリサイタルを締めくくられました。お二人の更なるご活躍を期待しております。

(K.S)

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