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東京藝術大学 ランチタイムコンサート2016 in 表参道
<大学院音楽研究科修士課程1年生によるピアノリサイタル vol.1>
反保 沙季 ランチタイムコンサート 開催レポート
2016年4月25日(月) 12:00〜12:45(11:30開場)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 

 本日より『東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程1年生によるピアノリサイタル』シリーズが全13回にわたって開催されます。第1回目は反保沙季さんのランチタイムコンサートです。曲間にお話を交えながら、大曲が並んだプログラムを披露されました。反保さんの演奏は、色彩豊かな音色と作品への的確なアプローチが印象的でした。

 最初のJ.S.バッハ《イタリア協奏曲》BWV971では、ヴィヴァルディに代表されるイタリアの作曲家の協奏曲のように、独奏楽器と合奏による音の掛け合いを彷彿とさせる演奏でした。

 続いて演奏されたのは、バルトーク《組曲》Op.14です。反保さんは、バルトーク特有の和音やリズム感を身体に染み込ませるのが大変だったと仰っておりましたが、民俗的な要素を含んだこの曲の独特な世界観を見事に表現されておりました。

 最後は、シマノフスキ《ポーランド民謡の主題による変奏曲》Op.10です。この曲は、ショパンと後期ロマン派の影響が色濃く反映されているようです。細部にまで考え抜かれた非常にスケールの大きい演奏にお客様も聴き入っておられました。

 盛大な拍手に応えられ、アンコールにドビュッシー《月の光》を演奏してくださり、大変充実したコンサートとなりました。今後の更なるご活躍を期待しております。

(K.S)

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