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日本ショパン協会 第272回例会
藤田真央 ピアノリサイタル 開催レポート
《日本ショパン協会パウゼシリーズ Vol.28》
2016年
1月23日(土) 18時30分開演
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 

 演奏家をめざす多くのピアニストに演奏機会を提供することを目的とした、『パウゼシリーズ』。このコンサートシリーズに、東京音楽大学付属高等学校のピアノ演奏家コース・エクセレンスに特待生として学んでいる藤田真央さんが出演しました。藤田さんは国内外のコンクールにおいて優秀な成績を収め、これまでに2枚のCDアルバムを発売するなど、若いながらも活躍目覚ましいピアニストのひとりです。

 プログラムは、2年前にポーランドで開催された『ショパン国際音楽祭』出演時の再演。「世界中で演奏され愛されているショパンの音楽を、僕なりに奏でたいです」と綴られているように、彼のさまざまなピアニズムをショパンを軸に感じられる内容です。

 まず披露されたのは、ショパンの《4つのスケルツォ》。第1番の冒頭の鋭い不協和音の響きが強い印象を与えます。第2番の力強さとしなやかさのコントラスト、第3番の朗々と歌うバスやきらめきのある音色の使い分け、第4番では明るく躍動感あふれる演奏で惹きつけられました。

 続いてのシマノフスキ《マスク》は、技巧を要する一曲です。途中、連打や豪快な和音の強打も出現する曲ですが、決して力任せでなく幻想的な側面も表現するなど抑制のきいた演奏でした。

 後半はショパンの〈タランテラ〉を軽快に演奏し、最後のプログラムはバラード第4番。繊細さ、そしてたゆたうような幻想的な響きで締めくくられました。

 アンコールは2曲。少し大人の雰囲気を持つクライスラー=ラフマニノフの〈愛の悲しみ〉と、シマノフスキの《4つのエチュード》より第3曲でした。

 演奏を離れると、ほのぼのとした笑顔で穏やかに話す高校生。今後のますますの活躍に期待が膨らみます。

(R.K.)

 

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