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チェコ・フィル トップ奏者による室内楽の夕べ 開催レポート
"Shigeru Kawai"に魅了されて実現した特別公演!
2015年10月26日(月)18: 00開場 18:30開演
会場:カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団が本公演を前に、トップ奏者によるコンサートを開催しました。当夜出演したデイヴィッド・マルチェク総裁がShigeru Kawaiを試弾し、「作曲家の意図に沿った音楽を奏でるには完璧なパートナー」と、ピアノを気に入ったことから公演が実現しました。ピアノのこと、そして奏者を思い浮かべて考えたという今回のプログラムは、ベートーヴェンのチェンバロ、フルート、ファゴットのための三重奏曲より第3楽章、ドヴォルザークのユモレスク、そしてドヴォルザークのピアノ五重奏の3曲。
三重奏では、フルートに代わりヴァイオリンが、またチェンバロパートはピアノで演奏されました。ユモレスクはマルチェク総裁のピアノソロ。明るく深みのある響きが印象的でした。最後の五重奏はあたたかく流れるピアノの前奏に続き、夢の中にいるようなチェロのテーマ、そしてみずみずしいヴァイオリンの高音。5名の奏者が織りなす叙情性、そして独特のリズミカルな音楽で会場を惹きつけました。
(R.K.)
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