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浜松国際ピアノアカデミー 第20回開催記念コンサート in 表参道(全4公演)
泉ゆりのランチタイムコンサート 開催レポート
2015年7月17日(金)12:00開演(11:30開場)
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 

 『浜松国際ピアノアカデミー第20回開催記念コンサートin表参道』2日目のランチタイムコンサートは、アカデミー第1〜5回及び第7回を修了された泉ゆりのさんがご出演されました。

 最初に演奏されたのは、モーツァルト《プレリュードとフーガ》K.394 K6.383aです。プレリュードでは、オペラのようにドラマティックな表現が印象的。フーガでは、各声部を多彩な音色で弾き分けられ、複数の楽器によるアンサンブルを聴いているようでした。

 続いて、リストが編曲したシューベルトの歌曲から、《いずこへ》、《春の確信》、《鱒》、《セレナーデ》、《魔王》の5曲を披露されました。原曲の歌の息づかいを細やかに表現されつつ、リスト編曲によるピアニスティックな華やかさが活かされた演奏は圧巻でした。

 最後はプロコフィエフ《ピアノソナタ第4番》です。楽器の持つ様々な音色を駆使され、立体的な音響空間を作り出されておりました。また、全楽章に渡って一貫した物語性を感じられ、曲の世界に引き込まれるような迫力のある演奏でした。

鳴り止まない拍手に応えられ、アンコールにリムスキー=コルサコフ《熊蜂の飛行》とショパン《ノクターン第20番 嬰ハ短調》遺作を演奏して下さり、非常に充実したコンサートとなりました。

(K.S.)

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