ロシアン・ピアノスクール in 東京 10周年記念
第１回ランチタイムコンサート 出演：栗田 奈々子 開催レポート
2012年1月24日（火) 12：00開演（11：30開場）
主催：カワイ音楽振興会
会場：カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ 」

　　　

今日のランチタイムコンサートは、ロシアン・ピアノスクールin東京の受講生によるシリーズの第一回目。演奏して下さったのは東京藝術大学音楽学部に在学中の栗田奈々子さんです。プログラムには、ウィーン古典派の作曲家ハイドンの《ピアノ・ソナタ 第47番 ロ短調》Hob. XVI-32と、シューマンがウィーンに滞在した際に作曲した《ウィーンの謝肉祭の道化》、19世紀のオーストリア宮廷で踊られていたウィンナ・ワルツへのオマージュとされるラヴェルの《ラ・ヴァルス》という、ウィーン繋がりの作品が集められました。 　意志の強さを感じさせられる素晴らしい演奏に、音楽の色彩が瞬く間に変化する様子がまるで目に浮かぶようで、夢中になって聴くことができました。アンコールには、ブラームスの《ワルツ》Op. 39-15とショパンの《ワルツ》Op. 34-1を弾いてくださり、短い時間ながらも充実した一時となりました。 （A. N.）

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