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ピアニスト 松本和将の「効果的なペダルのテクニック」公開講座 開催レポート
2009年12月5日(土) 14:00 講座
〜ピアノを演奏する上で重要なペダルのテクニックを、ピアニスト松本和将さんの実際の演奏を交えながらわかりやすく解説します。
ピアノ調律師によるピアノの構造についての説明もあり、ピアノ学習者必見の内容です。〜
主催:カワイ音楽振興会
会場:
カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

 12月5日パウゼにて、現在第一線で活躍されているピアニスト松本和将氏による「効果的なペダルのテクニック」公開講座が行われました。本講座は、前半と後半共に、まず調律師の小宮山淳氏により、スクリーンや楽器を用いて各構造の説明が行われた後、松本氏が実際に演奏を交えて解説して下さるといった構成で、会場の方々は、松本氏の丁寧で分かりやすい説明を熱心に傾聴されていました。

 前半は、主にダンパーペダルについて説明されるにあたり、ショパンの≪幻想即興曲≫やベートーヴェンの≪悲愴ソナタ≫を選ばれたのはさすがだと思いました。確かに、これらの曲を演奏する際、ハーフペダルなどを駆使しながら繊細な表情を付けていくことや、フォルテから瞬時にピアノにするときなど、音が減衰する時にペダルでの調節などが求められているからです。松本氏はそれらをとてもわかりやすく説明して下さいました。次に、モーツァルトの≪トルコ行進曲≫を例に、ベートーヴェン以前の作品を演奏する際のペダルの用い方を、当時と現代のピアノの違いも踏まえ、浅く鋭く踏むと効果的と説明して下さいました。

 後半は、まず普段あまり使われることのないソステヌートペダルについて説明されるにあたり、ラフマニノフの≪前奏曲Op.3-2≫などを用いて、低音を残したまま、他の部分をダンパーペダルなどで表情を付けていく方法などを解説して下さいました。続いて、ソフトペダルについては、ドビュッシーの≪月の光≫やベートーヴェンの≪熱情ソナタ≫などを例に、ただ音色を和らげたいところにon―offのように用いるのではなく、前半のダンパーペダルの時の様な細かい使い方をすることにより、音楽にさらに深みを与えることが可能ということを解説され、非常に興味深いものでした。

 そして、最後に松本氏のソロでショパンの≪英雄ポロネーズ≫が演奏され、盛会の内に終わり、本講座で、ペダルを効果的に用いることの大切さが実感されました。(K.S.)

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