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ピアニスト 田崎悦子 in Joy of Chamber music series 開催レポート

〜Vol.1 ゲスト・アーティスト ヴァイオリニスト 篠崎史紀氏〜
情熱と個性が火花のようにぶつかりあう、夢の共演!!
2009年11月13日(金)19:00開演(18:30開場)
主催:カワイ音楽振興会
会場:
カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ 」

  公開リハーサル

 11月13日、表参道パウゼにて、田崎悦子さんがプロデュースするコンサート・シリーズJoy of Chamber Music Seriesを聴きました。今回からスタートしたこのシリーズの特徴は、ゲストアーティストと若手アーティストとともにピアノ室内楽を創り上げていくということ。マルボーロ音楽祭での、巨匠カザルス、ゼルキンなどのように、若手の育成という側面ももっています。そして、リハーサルも公開され、本番までのステップも見ることができる、という日本ではとても珍しい企画です。

 シリーズ第1回の今回は、“三大作曲家の青春”第1章と題され、シューベルト、ベートーヴェン、ブラームスが30歳までの若いころに作曲した作品が演奏されました。前半は、田崎さんと今回のゲスト「MAROさん」こと篠崎史紀さんのヴァイオリンのデュオでした。二人のお話も交えて、まさにサロン風のなごやかな雰囲気で進められました。

 1曲目、シューベルト≪ヴァイオリンとピアノのためのソナチネ第1番 ニ長調≫では、二人の上品でおしゃれな対話が繰り広げられました。続くベートーヴェン≪ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第5番 ヘ長調「春」≫は、溢れんばかりの情熱に満ちた音楽創りで、この「スプリング・ソナタ」の魅力を再認識しました。

 後半は、ヴィオラに桐朋学園高校音楽科3年の横島礼理さん、チェロに桐朋学園大学4年の吉岡知宏さんの若い二人が加わり、ブラームス≪ピアノ四重奏曲第1番 ト短調≫が演奏されました。作曲当時のブラームスとほぼ同年代の二人も、共感をもって取り組めたようです。4人それぞれの個性が発揮され、室内楽とはこんなにスリリングで楽しいものなのかと思わせる熱演でした。やはり田崎さんと篠崎さんが、ぐいぐいと音楽を引っ張っていくわけですが、若手の二人もそれにこたえ、その場でしか生まれえない素晴らしい音楽を聴くことができました。

 今回共演したお二人にとっては、この経験はかけがえのないものとなったことでしょう。しかし、私たち聴き手にとっても、本当に素晴らしい時間となりました。今後のこのシリーズにも注目です!(M. K.)

 皆さんで。

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