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KSCO
ティグラン・アリハノフ ピアノリサイタル
〜チャイコフスキー記念モスクワ音楽院学長による珠玉の名演！〜
2009年1月28日(水) 19：00開演（18：30開場）
会場：カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」
一般3,000円 KMF会員2,500円 （全自由席）
好評のうち終了いたしました。 開催レポートはこちらから
ベートーヴェン
ピアノソナタ Op.53 『ワルトシュタイン』シューマン
謝肉祭 Op.9ムソルグスキー
展覧会の絵
ティグラン・A・アリハノフ（ピアノ） Tigran.A.Alikhanov
1943年モスクワ生まれ。父は内科医として評判の高かったA.Iアリハノフ(A.I. Alikhanov)、母は有名バイオリニストのスラヴァ・ロシャル(Slava Roshal)。1961年、中央音楽学校のスバシャン(A.S. Smbatian)のクラスを卒業。その後、チャイコフスキー音楽学校の レフ・N・オボーリン(Lev N. Oborin)のもとで勉強を続ける(1961−1967)。
1967年、ロン・ティボー(Long-Thibaud)国際コンクールで入賞し、コンサート活動を始めるきっかけとなる。その後、ロシア及び旧ソビエト連邦内で数多くのコンサートを行い、他にブルガリア、ハンガリー、チェコスロヴァキア、フランス、イタリア、オーストリア、ギリシャ、スペイン、オランダ、南アフリカ、アメリカでも活動した。演奏会の大部分はモスクワで行なわれ、一人の作曲家の作品に絞った演奏会を25回行い、最も得意とするベートーヴェンの他、モーツァルト、シューベルト、ショパン、ブラームスの作品も同様に演奏した。また、優れた室内楽奏者としても知られ、著名な共演者と共に、ピアノ室内楽の全てのレパートリーを披露した。N.ペトロフ(N.Petrov), A.ルビモフ(A.Lubimov), A.ルーディン(A.Rudin), I.モニゲッティ(I.Monigetti), V.フェイギン(V.Feigin)と その妻であるL.ゴラブ(L.Golub), モスクワ弦楽四重奏団、ショスタコヴィッチとプロコフィエフ(Shostakovich & Prokofiev)四重奏楽団、A.ラザレフ(A.Lazarev)指揮のボリショイ劇場室内楽団、等と多数共演。
N.ペトロフは彼について、「アリハノフの演奏の質、作曲家の意図を汲み取った演奏技術は非常に高いレベルにある。」と述べている。彼が演奏した前世紀の作曲家たちには、ストラヴィンスキー(Stravinsky),ヒンデミット(Hindemith),ショスタコヴィッチ(Shostakovich),プロコフィエフ(Prokofiev),バルトーク(Bartok),ショーンバーグ(Schonberg),ベルク(Berg),ウェーベルン(Webern),イヴ(Yves),オネゲル(Honegger)などがいる。同時代に活躍した音楽家としては、ブーレーズ(Boulez),クルターク(Kurtag),メシアン(Messiaen),クラム(Crumb),デニソフ(Denisov),シュニトケ(Schnittke),マニサッシュヴィリ(Mamisashvili)などが有名である。
モスクワ・オータム(Moscow Autumn,1980,1986,1988),タリン(Tallin,1978),ハリコフ(Kharkov,1977),モスクワフェスティバルオルタナティヴ(the Moscow festival Alternatives,1986,1996),フランスで行われたショスタコヴィッチ年祭(the festival Shostakovich Year)等多数の音楽祭に招聘される。1989年、パリのサル・ガヴォ(Salle Gaveau)でモスクワ弦楽四重奏団と共に、タネーエフ(Taneev)とデニソフ(Denisov)の五重奏を初演。
1971年から、モスクワのチャイコフスキー音楽院で教鞭をとり、1992年からは教授並びに室内楽と五重奏の学部長を務める。2005年6月、チャイコフスキー音楽院の学長に任命され現在に至る。
主催／カワイ音楽振興会
後援／在日ロシア連邦大使館 在日ロシア国際文化科学協力センター
協力／ロシアン・ピアノスクールin東京 事務局
お問い合わせ／カワイ音楽振興会 03−5485−8511
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