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華麗なる PIANO QUARTET Vol.4 開催レポート
2009年
1月25日(日) 14:00開演(13:30開場)
出演:ヴァイオリン 高木和弘、ヴィオラ 飛澤浩人、チェロ 小川和久、ピアノ 稲田潤子
主催:カワイ音楽振興会
会場:
カワイ表参道コンサートサロン「パウゼ 」

ヴァイオリンの高木和弘さん、ヴィオラの飛澤浩人さん、チェロの小川和久さん、ピアノの稲田潤子さんによる「華麗なるPiano Quartet」は、様々な作曲家のピアノ四重奏曲を取り上げ、その魅力を伝えていく演奏会です。「ピアノ四重奏曲」は魅力的ながらも生の演奏会では聴ける機会が比較的少ないジャンルといえるでしょう。このような「ピアノ四重奏曲」の世界をたっぷりと堪能できる機会ということもあり、「華麗なるPiano Quartet」シリーズは第1回目から大変な好評を博しています。第4回目の今回はトゥリーナ、ジョリヴェ、ドヴォルザークという大変ユニークな組み合わせ。楽しみにしながら開演を待ちました。

最初の曲はスペインの作曲家、トゥリーナの《ピアノ四重奏曲》イ短調作品67。弦楽器のユニゾンによる独特な旋律で第1楽章が始まります。緊張感漂いながらも、4人の奏者が息の合ったアンサンブルを繰り広げていきました。第2楽章は、フラメンコを連想させる踊りのような音楽。ギターを連想させる弦楽器のピチカートの響きも興味深かいものでした。第3楽章は、弦楽器の歌い回しが朗々と響き渡る情熱的な演奏。スペインの民俗音楽とクラシック音楽の融合ともいえる興味深い音楽で、大変聴き応えがありました。

曲の合間にヴァイオリンの高木さんが登場。演奏者やプログラムについて分かりやすく説明してくださいました。

次の曲目は飛澤さんの独奏で、フランスの作曲家、ジョリヴェの《無伴奏ヴィオラのための〈5つの牧歌〉》。不思議なムードが漂う非常に複雑な曲でしたが、さすがはNHK交響楽団のフォアシュピーラー(次席奏者)。飛澤さんの非常に高度な技巧が冴え渡る演奏でした。

休憩を挟み、後半はドヴォルザークの《ピアノ四重奏曲》第1番ニ長調作品23。第1楽章の冒頭から、ドヴォルザークらしいさわやかで豊かな響きが会場に広がりました。第2楽章はピアノと弦楽器の会話のような掛け合いが印象的なメランコリックで美しい音楽。ピアノの高音の美しい響きはとりわけ印象的でした。第3楽章は壮麗華麗な響きで、聴き手を魅了。会場からはひときわ大きな拍手がおくられました。

ピアノ四重奏の世界を、非常に完成度の高いアンサンブルで楽しめた演奏会でした。会場のお客様も皆、4人の奏者が奏でる豊かな響きに酔いしれていたことでしょう。次回の演奏会「華麗なるPiano Quartet vol.5」は2009年6月27日(土)です。こちらの演奏会も今から楽しみですね!

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