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有馬由希子 ピアノリサイタル開催レポート
〜2008年3月21日(金) 19：00開演（18：30開場）
会場：カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

ピアニスト有馬由希子さんは、東京音楽大学を卒業後、ドイツ・カールスルーエ国立音楽大学大学院を最優秀の成績で修了され、国家演奏家資格を取得。現在は、聖徳大学でも教鞭をとられています。 素敵な黒のドレスでさっそうと登場。 当日のプログラムは次の通りです。 リスト 巡礼の年 第１年 スイスより 　第２曲 ヴァレンシュタットの湖で 　第３曲 パストラーレ 　第４曲 泉のほとりで ベートーヴェン ピアノソナタ 第15番 二長調 作品28「田園」 リスト ピアノソナタ ロ短調 リストの巡礼の年　スイスでは、旋律の美しさがさらに引き立つような瑞々しい音色で、続くベートーヴェンの田園ソナタは、じんわりと心に染みるような暖かな演奏。そしてこのコンサートの集大成である後半のリストのロ短調は、見事！有馬さんの情熱や、曲に対する想いが強く伝わってくる迫力の演奏でした。 アンコールには、モーツァルト：トルコマーチ、リスト：小人の踊り、最後はリスト：ラ・カンパネラで華やかに締めくくられました。 終演後は、有馬さんの明るいお人柄から、ご来場のお客様にすすんで握手やご挨拶をしにロビーや会場内をまわって歩かれ、皆様が終始笑顔のご様子でした。 チケットもすでに1ヶ月前に完売となり、当日は131名の方がご来場くださいました。 皆様、誠にありがとうございました！

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