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平澤真希ピアノリサイタル開催レポート
〜ひとつぶのしずく〜
2008年3月15日(土) 19：00開演（18：30開場）
会場：カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」

現在ポーランドワルシャワ在住で、積極的に演奏活動をされる中、CD「室内楽ショパン全集」をリリースするなど大活躍されている平澤真希さん。一時帰国の際、今回はカワイ表参道でのリサイタルです。 プログラムは次の通りです。 ショパン バラード 第１番 ト短調 作品23 小犬のワルツ 変ニ長調 作品64-1 大澤寿人 ワルツより 第１番、第３番 シマノフスキ ヴァルス・ロマンティーク ショパン ノクターン 変ニ長調 作品27-2 バラード 第４番 ヘ短調 作品52 舟歌 嬰ヘ長調 作品60 シマノフスキ 「仮面劇」作品34より、第１番「シェヘラザーデ」 ショパン マズルカ 作品68より、第１番ハ長調、第２番イ短調 英雄ポロネーズ 変イ長調 作品53 ショパンを中心に、邦人作品からシマノフスキまでと、とても意欲的なプログラム。しっとりと落ち着いたショパンのバラード１番から演奏。ショパン自身バラードの中でいちばん好きと言っていたこの曲、研ぎ澄まされた集中力の中から第一音が「ポーン」とはじまり、ドラマが始まる。それぞれのフレーズがそれぞれの表情を持って言葉として表現され、クライマックスへ・・・。感性溢れる素晴らしい演奏でした。その後の演奏も心に迫る熱演！中でも最後の英雄ポロネーズは圧巻でした。 終演後は、普段ポーランドに在住ということもあり、たくさんのお客様が列になってお話出来るのを首を長くして待っていました。 また是非、日本に帰国された際には素敵な演奏を聴かせて下さい。

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