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KSCO
ランピッド・トリオ Limpide Trio 開催レポート
〜ヴァイオリン、チェロ、ピアノによる独奏と室内楽の夕べ〜
2008年2月6日(水) 19:00開演(18:30開場)
会場:カワイ表参道 コンサートサロン「パウゼ」
“ランピッド・トリオ”の“ランピッド”とは、さわやかなという意味。まさしく美男美女のさわやかな三人組のコンサートが先日開催されました。津嶋さん、渡邊さん、瀬崎さんは幼なじみとのことで、その頃からカルテットやトリオを組んだり、一緒に演奏を楽しんでいらしたそうです。
皆さんそれぞれ海外へ留学を終えて帰国後、演奏活動をされているなか昨年トリオを結成!本年1月27日に茅野市で“ランピッド・トリオ”として初めてのコンサートを開催し、そして今回東京で2回目の公演です
幼なじみというだけあって、皆さんの息もぴったり!ラヴェルではピアノやヴァイオリン、チェロの旋律の掛け合いが絶妙で、曲の持ち味を最大限に引き出している演奏でした。トリオで演奏する他いそれぞれのソロもあり、フォーレは20分以上の大曲でしたが、ヴァイオリンの感情豊かな演奏で飽きさせることの無い叙情溢れる演奏でした。カサドの作品もチェロの演奏の立体的な奥深い音色が奏でられチェロという楽器の魅力が伝わる演奏でした。ピアノソロの津嶋さんのショパンの演奏も、アンダンテでは極められたピアニッシモの中にさりげなく浮き出てくる甘い音色。ポロネーズでは生き生きとした鮮明な音色と、テクニックと共に素晴らしい演奏でした。
終演後は、お越しになられていた沢山のご友人方が詰め掛け、三人の出演者ということもあり大変にぎやかで、お話が弾んで尽きない様子でした。
また是非“ランピッド・トリオ”としてコンサートお願い致します!
素晴らしいフレッシュな演奏有り難うございました。☆津嶋啓一さんは、6月13日(金)にカワイ表参道にて「リスト音楽院の仲間たち」のVol.2コンサートにご出演予定です。詳細につきましては、カワイ音楽振興会HPにて後日掲載致しますので皆さんチェックしてくださいね!
《当日の演奏曲目》
フォーレ(ピアノ&ヴァイオリン)
ヴァイオリン・ソナタ第1番 イ長調 作品13
ファリャ(ピアノ&チェロ)
‘7つのスペイン民謡’より
ムーア人の織物(ノエル・パーニョ・モルーノ)
アンダルシア地方の子守唄(ナナ)
歌(カンシオン)
フラメンコの踊り(ポロ)
アストゥーリアス地方の歌(アストゥーリアナ)
アラゴンの踊り(ホタ)
カサド(チェロソロ)
親愛の言葉
ショパン(ピアノソロ)
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 作品22
ラヴェル
ピアノ三重奏曲 イ短調
※当日一部曲目に変更がございました。
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